管理栄養士の個別指導による「正しく食べてやせるダイエット」がテーマのクックパッド ダイエットラボの管理栄養士がダイエット中におすすめな「ミント」の効果と保存法・栽培法についてご紹介します。
歯磨き粉やガムでもお馴染みのミント。デザートの飾りでもよく見かけますね。ミントに主に含まれる成分について簡単に説明します。
●メントール
冷たく感じる神経を刺激することで冷却作用があります。胃腸の働きを整える作用があり、胃のもたれや膨満感の緩和、便秘の解消にもつながると言われています。また、何よりもメントールのす〜っとする香りは気分をすっきりリフレッシュさせます。
●ミントポリフェノール
ペパーミントに含まれることが確認されたポリフェノール。ルテオン配糖体というポリフェノールが花粉症の症状を引き起こすヒスタミンをブロックする働きがあります。即効性は有りませんが毎日とり入れることで改善が期待できます。
ミントは世界中で品種改良が行われていて、100種類以上の種類があります。その中でも最も代表的なミントはこの3つです。
【1】ペパーミント(セイヨウハッカ)
メントールを45~60%含んでいます。胃腸を整え便秘を改善する作用、頭痛や歯痛、筋肉痛を緩和する働きが期待できます。
【2】スペアミント(ミドリハッカ)
メントールの成分を含んでいないため、爽やかさに甘さが加わった香りが特徴です。香りの主な成分はカルボン酸。タンの切れを良くする、車酔いを防ぐ働きがあります。ペパーミントと同じように胃腸の働きを整える作用があるといわれています。心を穏やかにするバランスのとれた香りで、地中海料理にもよく使われています。
【3】ハッカ(ジャパニーズミント)
北海道の名産としても知られるハッカはメントールの成分を65~85%含んでいて、ミントの中でもメントールの含有量が最大です。メントールの香りがかなり強いため、食用としてよりも香料や精油に使われます。
ミントには、様々な薬効が確認されていますが、その中でも“メントール”という香り成分にはダイエットをサポートする働きがあります。
●腸の働きを整え便秘予防・改善が期待できる
●自律神経を整える香りで新陳代謝アップにつながる
●リフレッシュ&リラックスする香りがストレスを和らげる
カラダがすっと洗われるようなミントの香り。胸いっぱいに吸い込むとリフレッシュ作用があり、優しく少しずつ香りを感じるとリラックス作用があるそうです。ミントのチカラをとり入れて、これからの梅雨の季節を爽やかに乗り切りましょう!
「正しく食べてやせる」を理念に、ダイエット指導経験豊富な管理栄養士の資格を持ったトレーナーが、食事改善によるパーソナルダイエットを提供。(都内2店舗)
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