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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
11月17日放映の「あさイチ」(NHK)の特集は、知っているつもりのあの土地、あの場所の魅力をナビゲーションする「JAPA-NAVI」でした。ナビゲーターのやしろ優さんが訪ねたのは、徳島県那賀町。山間の小さな町を元気にしている旬の食材とは?さっそくレポートを開始します。
徳島県那賀町は人口8千人の小さな町ですが、実はゆず収穫量全国第一の高知県馬路村の隣にあるため、ゆずの生産がさかん。木頭ゆずと呼ばれるこの地方のゆずは、フランスにも年間777㎏も輸出しているというからビックリですね~。この時期旬を迎えるゆずは、疲労回復パワーがあるクエン酸が豊富で、リラックス効果や肌の保護パワーが期待できるリモネンという成分も含まれている、まさにお疲れ気味の人にピッタリの果物。番組ではもちろん、そんなゆずのとっておきの活用術も紹介していましたよ。
この地方の人は、ゆず果汁=ゆず酢と呼んでいて、しょうゆのかわりにおひたしにかけたり、酢みそに酢の代りに入れたり、フル活用。ゆず酢を使った一番のご馳走といえば、ゆず果汁をたっぷり使った「ハマチの握りずし」。ハマチにゆず酢をかけることで生臭さが消え、酢飯作りも白いごはんとゆず酢に少量の塩を加えるだけ。まさにゆず天国!ゆずの香りに包まれた握りずしは、わさびもしょうゆも使わなくてもよく、しかもサッパリさわやか~!オーブントースターで焼くとさらに絶品に。試食したやしろ優さんも「うんまい!」とゴキゲン!でしたよ。
ゆずは、皮、果汁、それぞれちょっとずつ活用するのがおすすめです。ゆずの皮は味噌汁に入れると、それだけで料亭の味わいに!
ゆず果汁は、他に調味料を足すことで、「かけるだけでOK」の万能調味料になるそうですよ。たとえば、鍋なら「ゆず果汁+かつおだし」、豆腐なら「ゆず果汁+しょうが」、野菜炒めには「ゆず果汁+みそ+おろしにんにく」でインパクトを出すなど、アレンジは無限大。ぜひ想像力を働かせて、いろいろな組み合わせに挑戦してみてくださいね。
いかがでしたか?香りづけに使って残ったゆずは、冷凍保存を。皮はガラス瓶など密封容器に入れて冷凍すれば、香りも1年ぐらい持ちますよ。さっそく帰り道にゆずを買って帰って、「ちょっとゆず」を試してみてくださいね。 (TEXT:森智子)
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