冷たいのに熱い！夫婦をつなぐ愛のスイーツ〜「ごちそうさん」勝手に完食リポート⑧〜

亡くなったと聞かされていた西門家の元当主・西門正蔵の登場により、西門家は大波乱。父をどうしても許せない悠太郎と、なんとか仲をとりもとうとするめ以子は言い争いになってしまいます。思わず出た「西門家の人間じゃないとわからない」という言葉に傷つき、め以子は家を飛び出します。そして、め以子を慕って家を出た希子と、東京から駆け落ちして来た親友の桜子、文士の室井とともに、焼き氷屋の「うま介」に身を寄せることに。ついにめ以子の口から「離縁する！」という言葉が！

物語は深刻ですが、め以子たちが身を寄せた「うま介」というお店が実にユニークなんです！「焼き氷」をはじめとする数々のメニューは、ネーミングセンスはいいものの、中身がいまいち。桜子の提案でお店のメニューの改良に取り組むことになっため以子は、ただコーヒーシロップをかけるだけだった「焼き氷」をホンモノの焼き氷にするべく、工夫をこらします。冷たいのにあったかい。「焼き氷」に興味津々です！

め以子が発案したのは、かき氷の上にメレンゲをのせ、ブランデーをかけて火をつける、というもの。なんともおしゃれで大人っぽいデザートですよね！ぜひ真似したいところですが、さすがに冬にかき氷は寒い！そこで、冬でも楽しめる「冷たくて熱い食べもの」をクックパッドで探してみました！

アイスクリームをカステラでおおい、高温の油でさっと揚げるのがポイントです。

冬に人気の焼きりんご。アイスクリームを添えるとおいしさ倍増ですよね！

「焼き氷」は100年ほど前に実在したメニューなのだそう。作り方に不明な点が多いため、ドラマではオリジナルのレシピで作っているそうです。夏が来たらぜひ試してみたいなあ♪

め以子が「焼き氷」の改良に一生懸命取り組む様子をみて、引っ込み思案の希子も宣伝に一役買うことになります。希子は実は美声の持ち主。その歌声と「焼き氷」のおいしさでお店は大繁盛。店を閉めようとしたときに現れたのは悠太郎。「溶けない氷はないよ」室井の言葉のように、悠太郎の心は溶けるのでしょうか？そして西門家は１つになれるのか？気になる第10週のテーマは「祭りのハーモニー」です。（TEXT:田久晶子）

希子の見合いの席に乗り込んだ人物は、なんと、師匠・酉井捨蔵。その正体は、亡くなったと聞かされていた西門家の元当主・西門正蔵でした。その昔、後妻の静と婚家から戻った和枝とのいざこざに堪え兼ねて家から逃げ出し、家族には死んだことにされていたのです。父を許せない悠太郎と正蔵をかばうめ以子は言い争いになり、さらなる行き違いから離縁を覚悟するほどに。そんなとき、め以子の親友の桜子と文士の室井が東京から駆け落ちしてきます。め以子、桜子、室井、そして希子は「焼き氷」を売るユニークな店「うま介」に身を寄せ、お店を手伝うことになります。お互いを思いつつもこじれてしまっため以子と悠太郎。「うま介」に現れた悠太郎は今まで隠してきた自分の気持ちを語り始めるのです。