朝ごはんを食べている時間が2人の大切な時間という保田圭さん。イタリア料理研究家でシェフでもあるご主人との共通の趣味は料理。最近、和食やその背景にある文化についても勉強したり、クックパッドの公式キッチンにも登場したりと料理にも前向きに挑戦しているようですよ。
最近、和食を習い始めたという保田さん。どんなきっかけで始められたのでしょうか? 「和食に興味を持ったのも結婚がきっかけでしたね。初めてのお正月におせちをつくることにしたのですが、全然作り方がわからないと気がついて....。それから、和食の盛りつけやテーブルコーディネートに興味をもって、和のものをきちんと勉強したいと思うようになりました。勉強してみると今まで知らなかった盛りつけのルールや意味、ならわしの背景にある文化が見えてきました。特に和食はきちんと盛りつけると、とても華やかで、家庭料理だけでなく人を招く際のおもてなしシーンでもつかえるんですよね。主人はイタリアンのシェフなので、どうしてもイタリア料理になるため、私らしさを考えた時に和食にたどり着いたんです」
ご主人とも料理についてお話されることはありますか?
「主人は本当に料理が好きで、家に帰ってきてテレビを見ている時でも、チラッとでも料理番組が映るとチャンネルを変えずにずーっと見ていますし、料理の本を眺めながら晩酌するような人なんです。一緒に過ごす時間も必然的に料理の話題が多いですね」
ご主人から料理についてのアドバイスをもらうこともありますか?
「気をつかってくれていると思うんですが、毎日の料理に対しての感想は普段はあまりいわれないんです。でも、きくと『この食材を足すといいかもね』とか、『温度が低すぎるのかもしれないね』など優しく答えてくれます。いつかは主人に驚いてもらえるような和食をつくれるようになりたいですね。和食の知識を身につけることで
、外食も10倍楽しくなると思います。今までは気にとめなかった季節を意識した盛りつけやしつらえも、その背景にある日本文化とともに理解すると、さらに興味が増しますよね。毎日は難しくても少しずつ取り入れられたらいいなと思います」
最後に、クックパッドユーザーにエールをいただけますか?
「いつもレシピを見せていただいて、毎日の食事で助けていただいてます!私は本当に料理もしてこなかったので、本当に基礎的な人に聞くのも恥ずかしいようなことが分からなかったりするんです。そんな時にいつもクックパッドのレシピに助けられています。またどうしても料理の本ではカチッと決められたひとつの方法しかないように感じてしまうのですが、クックパッドには人それぞれの作り方が投稿されているので、『いろいろな作り方があってもいいんだ!』と心がほっとしたりしています。これからも皆さんと一緒に料理を楽しんでいきたいと思っています」
(撮影:邑口京一郎 撮影協力:一二三庵)
オフィシャルブログはこちら
千葉県出身。1998年モーニング娘。のメンバーとしてデビュー。2003年モーニング娘。を卒業後は、音楽・舞台・ドラマ・バラエティ番組等で幅広く活動。2014年9月5日発売の雑誌『Rillia』(講談社刊)にて和食を学ぶ新連載をスタート。