日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
ちょうど旬を迎えているピーナッツを使ったビーナッツバターは、ほどよいコクがいまの季節にピッタリです。実はただパンに塗るだけではなく、料理にも使えてとても優秀なんですよ~。
アメリカ生まれのピーナッツバター。原料となるピーナッツがアメリカで広まったのは南北戦争(1861~65年)の頃。たんぱく質・脂質・ビタミンB1・ビタミンB2がバランス良く含まれ、栄養豊富となって戦時中に大変重宝されたそう。そして、1890年代に菜食主義者であるジョン・ケロッグがピーナッツバターを制作します。
おや?なんだか聞いたことのある名前ですね。そうです!ジョン・ケロッグとは、あのコーンフレークで有名なケロッグ社の共同創始者なのです。このケロッグが作ったピーナッツバターは、1920年代に入るとピーナッツバターサンドイッチがアメリカで大流行。今日のようにアメリカの食卓には欠かせない食材となったのです。
ピーナッツバターって、旨味と甘味のバランスが最高で、もう劇的に美味しいですよね。特に、朝食としてカリカリのトーストとの相性は抜群。ただ、毎日同じ朝食というのはさすがにちょっと飽きてしまうもので、次第に忘れがちになって冷蔵庫の奥底でカピカピに乾いてしまうなんてことも多いのでは?でも大丈夫、トーストだけでなく実は料理にも意外と使えるんです。
考えてみれば、ピーナッツバターも醤油や味噌と同じように、お豆由来の食材。いろいろな料理に合うのは当然なのかもしれません。 続いては、おうちで作るピーナッツバターのレシピをご紹介!!
ほんとにピーナッツだけで作れてしまうそう。今が旬の美味しいピーナッツが手に入ったらぜひトライしてみてください。そして、もっと食卓にピーナッツバター料理の登場回数を増やしましょう!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『世界たべもの起源事典』(東京堂出版)
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