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無駄な出費が減らせる!年末年始にお金が残る「5つの行動」

丸山晴美

調理師資格を持っている食費節約が得意なFPです。

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに、家計管理のコツや食費節約の方法を教えていただきます。お金がなかなか貯まらない…とお悩みの方も、このレッスンで丸山流節約術を学んで、貯め上手・遣い上手になりましょう!

12月、1月の年末年始は1年間の中でも出費が多い時期です。歳末セールにクリスマス、年が明ければ福袋に新春セールと消費欲が刺激されます。また、お歳暮や忘年会、新年の挨拶、新年会などのお付き合いに関する出費も増えがちです。そんな出費が多いこの時期に5つの行動を意識するだけで、出費が減る方法をご紹介します。

その5つとは、「予算を決めて守る」「お金で時間を買わない」「買い物は見極める」「おつきあいの出費を抑える」「1日5分の反省」です。1つずつ詳しく解説していきます。

その1「予算を決めて守る」

どんなイベントごとにも予算を持つことで、使い過ぎを防ぐことができます。まずはイベントごとに予算を持ちましょう。年末年始で起こりうるイベントリストを書いて、全体的な予算を検討します。

このように、全体的な予算と個別予算を書いて、それに沿うようなプランを考えましょう。

その2「お金で時間を買わない」

忙しい年末は、外食や総菜に頼りがちです。食費節約にはやはり自炊をするのが近道です。忙しいときは、買い物をする時間さえも負担になります。そんなときは、ネットスーパーを利用することで平日の買い物時間の短縮と、休日にスーパーへ行った際の混雑による時間のロスや疲れ、家族で行った場合などにかかる余分な出費も抑えてくれるでしょう。そしてネットスーパーを利用して、浮いた時間で下味冷凍肉や食材の下処理などをしておくと、平日の忙しいときにもメインの食事がすぐに作れ、献立を考えることからも解放されます。

その3「買い物は見極める」

歳末セールや新春セールのチラシを見るのは楽しいものですが、慌てて買う必要のないものは、2月・3月の決算期の方がより安く買えることもあります。また、クリスマス限定品や、福袋といったものも、本当に必要かどうかを考えてその場の雰囲気やノリで買わないようにしましょう。

その4「おつきあいの出費を抑える」

年末年始は交際費にかかる飲食代なども増えがちです。忘年会や新年会は夜から昼間のプランに変更をする、自宅や誰かの家で持ち寄りにしてみる、など工夫をしてみましょう。また、仕事上必要なのか、それとも、行かなくても大丈夫なものなのか、関係性などを考えて出欠を決めるとよいでしょう。そして参加する場合は、一次会や終電までには帰るようにするなど、出費を抑える工夫をしましょう。

その5「1日5分の反省」

一日の終わりにレシートを見て、その日のお金の使い方の反省をしましょう。使いすぎてしまったのであれば、その分をどのように調整するのかも考えることで、予算を守りやすくなります。

年明け早々厳しい家計にならないためにも、年末年始こそ上手にやりくりをしましょう。

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

執筆者情報

丸山晴美

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。

資格

節約アドバイザー、FP、ファイナンシャルプランナー(AFP)FP技能士2級、消費生活アドバイザー、調理師、宅建士(登録)

webサイト・SNS情報

公式HP:らくらく節約生活 https://www.maruyama-harumi.com/
ゆとりうむプロジェクト理事https://yutorium.jp/

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