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コラム

少しの工夫で◎子どもが「食べることが好きになる」心掛けたい5つのコト

【ママ&パパのはじめて離乳食vol.12】離乳食っていつから始めればいいの?作り方がわからない。食べてくれない…そんなお悩みを解決すべく、自身でも離乳食ブランドを手がける平澤朋子さんに、あれこれ聞いてみました。第12回目は「子どもの食生活の整え方」について教えてもらいました。

人生の楽しみのひとつと言ってもいいくらい、私は食事を大切に考えています。みんなで食卓を囲み、おいしいお料理を食べながらおしゃべりをする。何気ないことのようで、実は毎日の生活に彩りと喜びを与えてくれるもの。だから娘にも食べることを好きになってもらいたいと思い、離乳期から心掛けていたことがあります。

食べることが好きになる、心掛けた5つのコト

今年8歳になる娘は、食べることが大好き。食わず嫌いもなく、食べたことがないものは一口でも食べてみたいという食いしん坊に育ちました。また、大勢で食卓を囲むのが好きなので、お友達を招いてホームパーティーも開催していました。それもこれも、いくつかのことを離乳期から心掛けていたからなのかなと思います。

当時、娘に食べることを好きになってもらいたくて色々調べていました。その中で、味覚の発達も、お食事中の習慣も、離乳期から整えていくことが大切だと知り、できるだけそれを実行するようにしていました。

<心掛けていたこと>

1.いろいろな味を体験させる
2.食べなくても出し続ける
3.離乳食と母乳の回数
4.添加物をなるべく与えない
5.ニコニコしながら食べさせる

1. いろいろな味を体験させる

下の表面にある味覚を感じるセンサー、味蕾(みらい)の数が一番多い離乳期にいろいろな味を体験させてあげることで、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」を学習します。味覚がどんどん発達することでなんでも食べられるようになり、お食事が好きになるだけでなく、健康のためにも良い影響がありました。

2.食べなくても出し続ける

娘がある日、にんじんを食べなくなった時がありました。それでも「嫌い?」と決めつけず、繰り返し8〜10回は出し続けました。すると、いつの日からか食べるようになり、今ではにんじんが大好き。繰り返しあげることで見慣れる=好きになるんだそう。食べないからといってあげるのをやめたり、甘味や塩味を足すのは、好き嫌いを助長してしまうのでなるべく気をつけたいですね。

3.離乳食と母乳の回数

娘は完全母乳だったので、お仕事の復帰のためもあって、離乳食をしっかり食べられるように進めました。そこで重要だったのが母乳の回数。娘は母乳が大好きだったので欲しがりましたが、お腹いっぱいだと離乳食を食べなくなるので、2回食になった頃からは、離乳食の時間をきちんと決めて、母乳は離乳食を食べた後にあげるようにしました。すると母乳は離乳食を食べてからというのが習慣になり、むやみに欲しがることがなくなりました。

きちんと離乳食の時間を決めて、毎日同じ時間に食べさせてあげることが良かったんだと思います。3回食になってからは母乳より離乳食が好きになり、甘えたい時に母乳を飲むスタイルに。なので卒乳もとってもスムーズで、自然と飲まなくなりました。

4.添加物を与えない

私は添加物をできるだけ避けたくて、お買い物の時は必ず裏にある使用食材&添加物が使われていないかチェックしていました。

5.ニコニコしならが食べさせる

お食事の時に大人がニコニコしていると赤ちゃんは「食べることは楽しい!」と理解して、お食事タイムが好きになると知ってからは、できるだけニコニコを心掛けました。せっかく作った離乳食をベーッと吐き出されたり、グチャグチャにされたりするとガーンとなりましたが、「まぁいいや、それも娘にとっては学習」と思うことにして、できるだけ笑顔でいることにしました。時には眉間にシワを寄せることもありましたが(笑)、心掛けるだけでもだいぶ違いました。

ちょっとした心掛けで変わる離乳期。できない時も一喜一憂せずに、できることをコツコツとやっていきながら習慣化させてあげることで食生活が整ってくると思います。

画像提供:Adobe Stock

平澤朋子

食育アドバイザー。ライター歴23年、ビューティー&ファッションを中心に女性誌やWebマガジン等に執筆。2014年に女児を出産し、自身の経験から「本当に自分の子どもに食べさせたいかどうか」を基準としたこだわりの無添加離乳食「bebemeshi」を企画・開発する会社を2016年に設立。食育アドバイザーの資格を取得し、子どもの「食」の大切さを広める活動も行なっている。旅と食とお酒を愛する一児の母。