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スイーツ

レンジ3分半で完成!子どもの“作りたい”を速攻で叶える「チョコブラウニー」

【子どもの心を育てるレシピvol.19】子どもに「食」の大切さを伝えたいと思いつつも、日々忙しくてなかなか教える機会がないという親御さんも多いのでは? そこで、子ども料理研究家・武田昌美さんが、子どもと楽しくトライできて心も育てられるレシピ、料理を通して子どもが得られる学びについて、わかりやすく解説! 気負わず、自然と生活の中に取り入れられる簡単料理で、とっておきの親子タイムをお過ごしください。

慌ただしく節分が通り過ぎ、一気に華やかな装いのバレンタインが到来です。今年も友チョコはお預けの人が多いのではないでしょうか? 私は中学・高校と女子校で育ったので、2月14日のチョコの量と言ったら尋常ではありませんでした(笑)。みんなラッピングなどせずに、大きなタッパーに大量に作ってきて、それを交換していました。ああ、懐かしいな。

私は自分の子ども達に対しては、バイ菌やウイルスを第一に考える生活ではなく、今思い返すと多少衛生的にどうかな?と思うことでも、若い時にお友達同士で楽しい思い出をたくさん経験してほしいと考えているので、厳しいバレンタインも最後になるといいな…と思っています(とは言え、個人の意見がそれぞれあると思うので、あくまでも自分の子どもに対する私感です)。

さて、今年については、外で交換できないとなると、子どもは、家族のために作るバレンタインスイーツに余念がなくなりますね。

ママ(パパ)、チョコレートのお菓子作りたーい!

と2月14日の“月曜日”にお願いされたら、さあどうしよう…。今回は、そんな忙しいパパママでも、子どもと一緒に作れちゃうブラウニーをご紹介します。なぜすぐできるかというと、焼き時間はたった3分半だからです。しかもレンチン。これならやってみてもいいかも!って思いませんか?

このレシピの注意点として、レンジで加熱した直後はとても熱いので、火傷には十分気をつけてください。そして、機械によって微妙に焼き加減が異なるので、表面がまだ生でしたら10秒ずつ追加してみてくださいね。目安は、表面が焼けていればOKです。加熱しすぎるとパサパサで固くなってしまうので少しずつ時間を足してください。

このブラウニーは焼いた直後もおいしいですが、冷やすとチョコが固まってずっしりした食感になり更においしくなります。お好みでお召し上がりください。

最優先は、子どもの気持ちを叶えること

今回、約3分という超時短のレシピのため、電子レンジを使用します。正直に言ってしまうと、お菓子はどうやってもオーブンで焼いた方がおいしいです。火の入り方が全然違うので、電子レンジだとやっぱり劣ってしまいます。

しかし、私は子どもと料理する上で一番大切にしたいのは「子どもの作りたい気持ちを叶える」ことだと思っています。優先順位として、「子どもの気持ち」がはじめにきて、その後に味などその他諸々が来ます。なので、親の負担を極力減らしたレシピを作ることで、子どもの要望を叶えやすくしたい…そう思い今回はレンジでの作り方をご提案することにしました。

ただ、オーブンより味が劣るとは言いましたが、このブラウニー、普通にとってもおいしいので安心してください! 料理の点数を“手軽さ×おいしさ”で掛け算するなら、他のお菓子に負けないくらい高得点がつきます。

最後に、粉糖をまぶすのは粗熱が取れてから。熱々の状態にかけると熱で溶けてしまいますが、製菓店などには「泣かない粉糖」といって、熱くても溶けない粉糖もあるので、興味をお持ちの方はそちらもご覧ください。

子どもの満足度抜群の、たった3分半の焼き時間で完成するチョコレートブラウニーをご紹介しました。家族のおいしい思い出の1ページに加わりましたら、嬉しい限りでございます。

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クックパッドニュースの人気連載「子どもの心を育てるレシピ」「料理で子どもの好きを見つける」「今日から始める親子クッキング」に書き下ろしを加えて電子書籍化。

子ども料理教室を運営し、3000人以上の子どもたちを見てきた著者の経験を元に、「食」を起点にこれからの時代を生き抜く力を身に付ける方法を伝授。

著者自身の子どもとの日々や教室での印象的なエピソードも交え、親子で楽しめる四季折々の「子ども料理」レシピを紹介しています。

どこで子どもがつまずきやすいのか、小さな手での作業に適した方法は何なのか等、子どもが安全に料理するためノウハウを各所に散りばめた、子育て中のママパパ必携の一冊。

武田昌美(子ども料理研究家)

リトルシェフクッキング(株)代表取締役。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2017年より「ママも知らなかった才能が花開くクッキングスクール」をコンセプトにした料理教室『リトルシェフクッキング』を主催。保有資格は、食育インストラクター、子供心理カウンセラー、フードコーディネーター。2019年3月、子どもが一人一人料理できる料理教室『リトルシェフクッキングEduCooking Lab』を東京都世田谷区にオープン。著書は、『失敗したって大丈夫!と言える子になる「子ども料理」のススメ』(クックパッド株式会社)。