今日は「アーモンドの日」です。アーモンドは1粒に10種類以上の良質な栄養素が詰まった天然のサプリメント。およそ23粒(約28g)で、日本人の成人女性に必要な1日分のビタミンEを摂取できることから、「1日23粒のヘルシー・アーモンドライフ」を推奨するため、カリフォルニア・アーモンド協会が1月23日を記念日にしたのだそうです。
「ブレインフード」という言葉をご存じでしょうか?日本語で「健脳食」とも呼ばれているもので、その字のごとく、脳の健康に役立つ食べ物という意味。アーモンドはブレインフードのひとつなんです。アーモンドはナッツ類の中でも特にビタミンEを多く含んでいて、ビタミンEには毛細血管の血行をよくする働きがあり、その効果が脳の血流にも作用して、記憶力や思考力を良くすると言われています。 受験目前のいま、一生懸命机に向かって数式や年号、英単語を覚え、ちょっとイジワルなひっかけ問題に負けじと頭をフル回転させている受験生のみなさんには、まさに“絶好の食べ物”ですよね!
「血流が良くなる」というのは、すなわち“血液ドロドロ”といわれるような状態を解消するということでもあります。ドロドロになる原因は、体内にある脂肪分が酸化してできる【過酸化脂質】が血液中に溜まってしまうため。特に40歳を過ぎると、そのような“ドロドロ”状態が起こりやすくなり、老化や様々な生活習慣病につながると言われています。ということは、受験生のパパ・ママ世代にもビタミンEの効果あり!さらにアーモンドには、【過酸化脂質】を作りにくくするオレイン酸も含まれているので、悪い脂肪ができにくく、溜めにくいカラダになるというW効果が!!お子さんのためにアーモンドメニューを作りつつ一緒に食べれば、“応援&若返り”の一石二鳥ですよ。
「アーモンドはカロリーが高くて太る!」というイメージを持っている方もいるようですが、ごぼうの2倍もある食物繊維がコレステロールと糖の吸収を抑えてくれるため、最近はウェイトコントロールをサポートする食品としても注目される存在だとか。筆者はすっかり見直しました!(TEXT:大河原裕美)