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【Twitterでバズったごはん Vol.84】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。
Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第84回目に注目したのは、れぴらさんがツイートした「スイーツおせち」です。
“まるでおせち料理のように美しい、重箱の中を彩るスイーツ”のツイートが話題になり、2022年1月に投稿したスイーツおせちの動画再生回数は4万回を越えています。さっそく、ツイート主のれぴらさんに詳細を伺ってみます!
来年のスイーツおせちどうしようかな🎍💗
— れぴら (@Lalumiere15) November 6, 2022
クリスマスより先のお正月の計画中♡
こんなの入ってたらいいな、、!
っていうのありますか??🧁💭 pic.twitter.com/d1Cx38GNdD
−−「スイーツおせち」を作られるようになったきっかけや理由を教えてください
れぴらさん:家族の中に“ご飯系のおせち”が苦手な人が多くて、普通のおせちを作れませんでした。なので「家族みんなが大好きなスイーツで作れたらいいなっ」と思い、スイーツで作るようになりました。
−−お菓子はすべて手作りなのでしょうか?
れぴらさん:32種類すべて手作りです!
−−多彩なお菓子に目を奪われますが、ラインナップはどのように考えるのでしょうか?
れぴらさん:私のお気に入りのお菓子を選別して入れたり、日持ちする焼き菓子を多めに入れるようにしています。お正月らしさも表現したくて、干支にちなんだアイシングクッキー(好みの色やデザインで表現しやすいクッキー)を作ったり、紅白をイメージしてマカロンでピンクと白のものを作って取り入れるようにしました。
−−特にお気に入りの一品や、こだわりを教えてください
れぴらさん:2022年は寅年だったので、虎柄のアイシングクッキーを入れたことや、そのとき流行っていたカヌレ(フランスの伝統的な焼き菓子)を取り入れたことがこだわりです。
−−見事なおせちですが、完成までどのくらいの時間がかかりますか?
れぴらさん:1ヶ月前くらいから、少しずつクッキー生地を作って冷凍するなど、準備できるものから作り始めています。年末頃の5日間くらいは朝から夜まで、徹夜して作っています!
−−やはり手間暇かかっているのですね。苦労されることや、うれしいことは?
れぴらさん:一度にたくさんの種類を作るので、1ヶ月間かけてゆっくり準備を始めていきますが、年末は徹夜でひたすら一日中作っている日が続くので大変です。でも、食べてくれる人が蓋を開けたときに目を輝かせて「わああ!」っと感動してくれた瞬間と、「おいしい!」ってみんなで楽しみながら食べてくれることがとっても嬉しくて、やりがいを感じられることがとても幸せです!
−−来年2023年の干支は「卯(うさぎ)」ですが、どのようなおせちを予定されていますか?
れぴらさん:2022年のスイーツおせちより、レベルアップしたものが作れるようにしたいです! 今年初挑戦した新作のお菓子を入れるようにしたいと考えています。見た目も綺麗で、かつおいしいものを取り入れられるように頑張りたいです。何かしらのスイーツで、兎年っぽいものも作って入れたいと思っています。
−−新年のスイーツおせちを拝見できる日が楽しみです! では最後に、読者の方にメッセージはございますか?
れぴらさん:見てくださりありがとうございます! 「写真を見ているだけでワクワクして、幸せな気持ちになれるようなお菓子を作りたい!」と思い、日々大好きなお菓子作りに挑んでいます。今は趣味ではありますが、いずれか自分のお店を持つことが夢です。TwitterやInstagramでは、頻繁に作ったお菓子を載せているので、少しでも見ていただけたら嬉しいです。誰かの心に私のお菓子が刺さりますように…!
ご家族のことを思って作り始めたスイーツおせちでしたが、今では多くの方の楽しみにもなりました。一年の始まりをステキなおせちで幕開けすれば、ほのかに甘い幸せな一年が訪れますね。ぜひツイート先を覗いてみて、歴代のスイーツおせちを楽しみながら、2023年のラインナップを想像してみませんか?
(TEXT:八幡啓司)
れぴらさん
22歳、1歳の男の子ママ、製菓衛生師取得。日々のお菓子作りをツイートで記録している。将来は自分のオンラインショップでお菓子を販売することが夢。
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