路地裏にひっそりたたずむ赤ちょうちん。軒先の暖簾をかきわけて「あいてる?」。酒場好きにはたまらない一瞬です。ナビゲーターが店で人とふれあい、美食美酒に酔いゆくさまを番組にしてしまった「吉田類の酒場放浪記」。みなさん、この番組知ってますか?
「吉田類の酒場放浪記」っていう番組、皆さん知ってますか?クックパッドの掲示板「みんなのカフェ」で話題になっているのです!
「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS系、毎週月曜日21時~22時)
ナビゲーターの吉田類さんが普通のその辺の居酒屋や焼き鳥屋さんへ行って美味しい酒の肴をつっついて酒を飲んでいる番組。東京はもちろん、いろんな地方の美味しい魚や山菜、地酒なども出てきます。
2013年で10周年を迎えた長寿番組なのです。
ところで、吉田類さんとはどんな人なんでしょうか?
番組ホームページのプロフィールによると・・・
酒場詩人。高知生まれ。
仏教美術に傾倒し、シュール・アートの画家として活動。パリを起点に渡欧を繰り返す。
のちにイラストレーターに転身し、90年代からは酒場や旅をテーマに執筆を始める。
酒場と、酒場をめぐる人間模様をテーマにした著作多数。
なんとも独特なお人柄で、持ち味のあるイラストレーター・俳人であり、お酒に造詣の深い吉田類さんだからこそ話題になるのでしょう。
掲示板「みんなのカフェ」で寄せられた声をご紹介します。
「この番組、すっごい好きです♡主人が先にハマって見ていたのですが、いつの間にか夫婦揃って毎週見てます。」
「私はもう10年ちかく見続けてます。私の月曜9時は、吉田さん無しでは語れません。夫婦で「ルイルイ」と勝手に愛称で呼んでます。」
「こんなディープな話題が他にあったでしょうか!」
「こんなところで話題になってるなんて、女子好きの類さん、嬉しいんじゃないかなぁー。一緒に飲みたいなぁー。」
質問者が「正直、こんなに盛り上がるとは思っていませんでした」と驚くほど、たくさんの反響がありました。
番組では、吉田類さんがお酒の席の作法を教えてくれています。
その一、やっぱりあいさつは基本です お店に入れば必ず「こんばんは~」「どうも、お邪魔しま~す」とあいさつするのが吉田流。店内のお客さんにも会釈をしながら席につきます。
その二、コミュニケーションは欠かしません
まずはビールで乾杯です。誰と?もちろん隣に座るお客さんとです。
そして店主や常連にオススメの酒や肴をたずねます。「それ、なに食べてるの?」と聞けば、おすそわけにありつけるかもしれません。
その三、ろれつが回らなくても気にしません♪
焼き鳥やもつ焼き、牛すじの煮込みは類さんの定番。そしてビールから日本酒、そして焼酎へ。
カメラが回っていようが、お構いなしの類さん。ともに杯を重ねた常連さんも帰り始めるころ、いよいよ類さんのろれつに異変が。
ラスト、店の前でしめる言葉が支離滅裂でも気にしません。そして次の酒場へと消えていきます。
「吉田類の酒場放浪記」を見て、吉田流の酒場巡りをしてみませんか。いつの日か、吉田さんが酒場に現れて一緒に飲んだ〜ってこともあるかもしれませんよ。
ちなみに、少し飲み足りない方は妹番組「おんな酒場放浪記」(BS-TBS系、毎週土曜日23時~)もお忘れなく!