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コラム

サクサクとホクホク食感がたまらない!X(旧Twitter)で話題の「じゃがいもフライ」の作り方を聞きました

山田周平

エンタメ記事や育児コラムなどを書いています。

【X(旧Twitter)でバズったごはん Vol.97】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているX(旧Twitter)。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

母親から教わった「子どもの頃に食べた」味

X(旧Twitter)でバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第97回目に注目したのは、咲さんがツイートした「じゃがいもフライ」です。

お母様から教わったというホクホクのじゃがいもフライのレシピのツイートが、2.9万件を超えるいいね(2023年9月27日現在)が付くほど話題になりました。では、ツイート主の咲さんに詳細を伺ってみます!

“懐かしい味”がするホクホクじゃがいも

−−「じゃがいもフライ」の投稿には2.9万件ものいいねが付きました。バズったことでどのような反響がありましたか?

咲さん:「とても懐かしい!」「子どもの頃に食べた」「簡単に作れる!」といった声が多くありました。私も子どもの頃によく食べたのですが、みなさんの子どもの頃の懐かしい味をおうちで再現すべくレシピをお届けできてとてもうれしいです。

−−このレシピを思いついたきっかけは?

咲さん:結婚したての頃に母から教わりました。母はもう少し丁寧に作っていたので、私なりにもっと簡単に作れるように工夫しました。

−−実際に食べてみて、どのような味わいでしたか?

咲さん:衣がカリッとして、ホクホクのじゃがいもがとてもおいしいのでやみつきになります。お酒のおつまみにもいいし、娘はおやつにも食べています。

おつまみにもおやつにもなる

−−ホクホク感の出し方など、おいしく作るためのコツを教えてください。

咲さん:揚げ焼きをする前にじゃがいもをレンジでしっかりと加熱することで、ホクホクの食感に仕上がります。

−−逆に、作る上で注意した方がいい点は?

咲さん:レンジでの加熱ムラを防ぐために、じゃがいもをなるべく大きさを揃えて切ることが大事です。

−−「じゃがいもフライ」のオススメのアレンジ方法はありますか?

咲さん:パン粉に粉チーズや青のり、ガーリックパウダーなどをプラスして揚げると、コクや香りが出てとてもおいしいです。また、ケチャップに焼肉のタレ、蜂蜜を混ぜたソースをつけて食べるのもオススメです。

作り方はとても簡単!

簡単に作れる丼ものや炊飯器料理にも挑戦したい

−−咲さんはオリジナルのレシピをたくさん作っていますが、どのようにアイデアを膨らませているのですか?

咲さん:子どもの頃から“食”に関することが大好きで、料理はもちろん、食べることや食べ物の絵を描いたり動画を見たりすることも好きなので、この食いしん坊精神がレシピや料理に発揮されていると思います。

−−「じゃがいもフライ」は、お母様から教わったレシピとのことですが、ほかにもお母様から教わったレシピはありますか?

咲さん:バター、卵不要で簡単にできる「チョコスコーン」、ごはんにかけて食べると最高に美味しい「豆腐と卵のほろほろ」、油揚げにひき肉と塩揉みしたキャベツを詰めて焼いた「ひき肉のはさみ揚げ」です。

−−料理を作る際に特にこだわっている点は?

咲さん:今、冷蔵庫にある食材をいかに使いこなし、かつ簡単に作れるか、日々、試行錯誤しています。

−−今後作ってみたい料理の構想などはありますか?

咲さん:いつでも安定した価格で買える食材を使った料理や、疲れてごはんが作りたくないときでも簡単に作れる丼ものや炊飯器料理などを作りたいです。

子どもの頃に食べたことがあるような素朴で懐かしい味がする「じゃがいもフライ」。思わず母親の愛情を思い出してしまうような一品なのかもしれません。とても手軽に簡単に作ることもできるので、お酒のおつまみやおやつとして、ぜひ楽しんでみてください。

(TEXT:山田周平)

咲さん
旦那さんと小学生の娘さんと3人暮らしをするお母さん。おうちごはんの記録を日々SNSに投稿している。誰でもすぐに実践できる簡単レシピが人気で、X(旧Twitter)のフォロワー数は3.3万人を誇る。母親から教わったというレシピは、どこか懐かしい感じがするものが多く、それもまた人気を集めている理由のひとつとなっている。

執筆者情報

山田周平

ライター。さまざまなWEBサイトでエンタメ記事や育児コラムなどを書いています。著書に『ひとのパパ見て わがパパ直せ』。
Instagramアカウント:@damepapa31

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