日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
立ち食いそばといえば、駅の中や近くにあり、時間がない時のランチや小腹がすいた時に最適です。お昼時にはサラリーマンが長蛇の列を作っていることもありますね。そんな立ち食いそば店が今、不況と叫ばれる外食産業でとても好調だというのです。その理由と立ち食いそばの魅力に迫りました。女性も必読です!!
好調の理由は、何と言っても「回転率」の良さにあります。店頭で購入した食券を受付に渡し、少し待ってできたそばを受け取り、席に移動して食べるという無駄のない一連の流れ。お店に入ってから出るまでに10分もかからないというのは、忙しい人にとって有り難いこと。さらに、かけそば1杯200~300円と安くて、そこそこ旨いのだから、一度食べると続けて通ってしまうのも頷けます。
実は、放送されると必ず話題になるテレビ朝日「アメトーーク」の食シリーズでもかつて「立ち食いそば」が取り上げられていたのをご存知ですか? グルメな人が多い芸人さんの言うことなら、ちょっと信頼できる気がしますよね。
2011年に放送された「立ち食いそば芸人」は、企画発案者のバッファロー吾郎Aさんとケンドーコバヤシさん、博多華丸さん、シャンプーハット小出水さん、アンガールズ田中さん、ハリウッドザコシショウさん、ダイノジ大谷さんというけっこうコアなメンツ。
それぞれがオススメのメニューを熱く語る様子から、芸人さんのキャラのようにお店や地域ごとでさまざまなメニューがあるのはやはり魅力なようでした。
また、ダイノジ大谷さんは初めてのお店では「ゴボウ天」を食べてみると良いと発言。というのも、ゴボウは劣化が早いのでお店の実力を図るのに最適なのだとか。
立ち食いそば店の珍メニュー(?)・コロッケそばに対しては、ケンコバさんが「グジュグジュに溶かしてから食べる」、華丸さんが「別皿で注文し、適量を“半身浴"で食べる」と互いに持論を展開。
いろいろなお店を訪ね、自分だけのこだわりを探していくのも立ち食いそばの面白味なのでしょうね。
「立ち食いそば芸人」のゲスト・あびる優さんは、立ち食いそば店のイメージについて「椅子がない。急かされている気分になって、落ち着かない」とコメント。
確かに一理ありますが、最近では女性客やファミリー層を狙って、椅子があるお店も増え始めています。また、バッファロー吾郎Aさんは「美味しくて、意外と本格的なお店も増えている」とも語っていました。
ただ、やはり立ち食いそばはスッと行って、サッと食べて帰るのが醍醐味。
そばで安く済ませた分、浮いたお金でカフェでゆったりするなんて使い方が女性にはオススメかも。
また、「他人の目が気になる」という方もいると思いますが、もともと早く食事を済ませたい人が大半ですから、皆ほとんど目の前のそば以外には無関心だからきっと大丈夫。
あのレディー・ガガも来日時に立ち食いそばを堪能したとの噂です。まずは勇気を出して、お近くのお店に行ってみることから始めてみませんか?(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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