日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
楽しみにしていたお弁当。いざ食べたら、おかずは固いし、ごはんはパサパサでガッカリした……なんて経験をしたことがありませんか?夏場は傷みやすいなど心配点があるお弁当ですが、冬には冬の悩みがあるのです。今回はその冬のお弁当の問題点についてリポートします。
ここ最近クックパッドでも話題になっているランチジャー。その人気の秘密はなんと言っても、温かいお弁当を食べられることにあります。寒い冬に冷えたお弁当を食べるのは、味気なく感じるもの。しかも、冬は夏に比べて気温が低いため、調味料や素材が固まってしまうことも多くなり、それが「お弁当をあまり美味しくない」と感じさせる原因になっているようです。
ランチジャーを使えば便利ですが、ちょっとした工夫さえすれば普通のお弁当でも美味しく食べられるんですよ。その秘訣を「冷めても美味しい冬弁当」というテーマで、料理研究家の渡辺あきこさんが教えてくれました。
では早速、渡辺あきこさんのテクニックをお伝えしましょう。ポイントは3つ。
①植物性油を使う
よくソテーなどで使われるバターは動物性の油。実は動物性の油は冷めると固まってしまうため、調理をするときは、サラダ油など植物性油を使うといいのだとか。オリーブオイルやゴマ油でもOK。
②魚、鶏肉を使う
脂身のいっぱい入った豚肉、牛肉などは固まりやすく、どうしてもパサパサになってしまう傾向があるため、脂身のすくない魚や鶏肉を使うのがベスト。
③ごはんはやわらかめに炊く
冬は外気が低いため、ごはんもパサつきがちなので、お弁当に入れるごはんはいつもより柔らかめに炊くこと。酢飯の場合でも同様です。
ちょっとしたコツですが、意外と知らなかったことですね。
クックパッドにも冬でも美味しく食べられるおかずのレシピがたくさん。こちらも活用してみてくださいね。
毎日大変なお弁当作りも、喜んで食べてもらえれば、それだけで苦労が報われた気がしますね。冬弁当を美味しくする技を使って、喜ばれるお弁当作ってみませんか? (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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