日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
よく箸の持ち方や食べ方には、育ちが出ると言われますよね。どんなにステキな人でも、食べ方が汚いとそれだけで評価ダウンしてしまうもの。でも、現実には食べづらいメニューもあります。たとえば、ミルフィーユや焼き魚。あなたはきれいに食べる自信がありますか? 今回はキレイな食べ方をご紹介します。
突然ですが、質問です。「あなたが一緒にいたくない人はどんな人ですか?」
2万人を対象にしたアンケートで、一緒にいたくない人ランキングで1位になったのは、なんと「食べ方が汚い人」だったそうです。その結果を受け、2月4日放映のNHK「あさイチ」では「キレイな食べ方」を特集。食べにくいと言われる代表的なメニューのキレイな食べ方を紹介していました。早速、リポートしていきましょう。
シャツやテーブルに汁が飛び散ってしまうなど、キレイに食べるのが難しいカレーうどんも、今から紹介する方法でどこも汚さずに食べられます。
実はその方法は簡単です。
暴れて汁を飛ばすうどんは、一本の麺を箸で送り食べをしながら、最後にうどんの先を輪っかにして口に入れるだけ。レンゲがある場合は、うどんの先を暴れる前にレンゲでキャッチ!これなら話題のレシピも安心して食べられますね。
パイ生地が幾重にも重なったミルフィーユは、サクサクしてとても美味しいけれど、フォークを使ってもうまく食べられずぐちゃぐちゃになってしまうことが多いスイーツ。でも、これもちょっとした工夫で美しく食べられるんですよ。
その方法とはなんと、横に倒して食べるというもの。せっかくのスイーツを横に倒すなんて……と思う人もいると思いますが、実はそれは問題ないのだとか。
切り方のポイントは、横に倒したミルフィーユの真ん中の層にナイフを入れてまず二つに割り、ナイフを押したり引いたりせずにまっすぐおろすこと。これによってパイのサクサク感とクリームのふわふわ感が同時に味わえるのだとか。
定番和食ながら、意外に食べるのが難しい焼き魚。今回は小骨の多いアジの食べ方です。
ポイントは、中骨に沿って箸で筋を入れること。これによって身離れがよくなり、食べる順番がハッキリします。食べ方が汚くなってしまうのは、実はあちこちに箸をつけてしまうのが原因。食べ方の順番を守ればキレイに食べられるというわけ。
食べ方の順番としては、まず先に背中側を食べ、次にお腹側を食べます。どちらも背中からしっぽに向かって食べるのがポイント。
食べ終わったら、中骨を尻尾のほうから外します。外すときに箸を中骨につけて外していくと、キレイにとれます。後は先ほどと同じ順番で食べていき、小骨はお皿の隅にまとめておけばOK!
食べ方美人になるための秘訣はいかがでしたか?食べづらいと思うメニューのときは、口に入れる前に、ひと口大の大きさに切ってしまうのもポイントだそう。早速、試してみてくださいね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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