本日6月4日は6(む)と4(し)にかけた虫歯の日。日本歯科医師会でも、6月4日から10日を「歯と口の健康週間」と認定して、歯磨きを促進するポスターを掲示しています。この機会に、毎日の歯磨き習慣を振り返ってみましょう。
キッズスター株式会社の「子どもの歯磨き事情アンケート」によると、親による毎日の仕上げ磨きが、子どもの虫歯予防につながるという結果が見えてきました。
虫歯なし | 虫歯あり | |
毎日している | 64% | 56% |
8割程度している | 13% | 16% |
5割程度している | 6% | 7% |
あまりしていない | 7% | 12% |
していない | 9% | 11% |
子どもに虫歯が「ある」「ない」に分けて仕上げ磨きについて調査した結果、仕上げ磨きを「毎日している」と答えたのは、「虫歯なし」で64%、「虫歯あり」は56%となり、約1割のひらきがあることが判明しました。つまり、親が毎日の仕上げ磨きをして“磨き残しを軽減”することが、子どもの虫歯予防に役立っているんですね。
歯磨きも仕上げ磨きも、虫歯予防には欠かせないとわかってはいるけれど、子どもが嫌がって泣いたりして、なかなか思うように進まないことも多いもの。そこで、子どもが進んで歯磨きをするための工夫について、アンケートの結果をもとにまとめてみました。
「好きなキャラクターと一緒に歯磨きしようね!」と声かけすると、子どもがスムーズに歯を磨かせてくれるそう。
甘くておやつ感覚で食べられるキシリトール入りのタブレットを歯磨き後のごほうびとして与えているというママも。(※対象年齢を確認の上、与えてください)
歯磨きアプリで子どもを遊ばせ、歯磨き=楽しいというイメージを持たせるのも効果的なのだとか。遊びながら歯磨きの大切さを学べるのはいいですね。
テレビ番組などで流れている「歯磨きの歌」を歌いながら磨くと、嫌がらずに磨かせてくれるという意見が。楽しみながら歯磨きできると、親子ともにハッピーですね。
子どものうちから正しい歯磨きの習慣をつけることが、丈夫できれいな歯をキープするためには大切です。「虫歯の日」をきっかけに、もう1度、家族で歯の健康についてに考えてみませんか?