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【夏のだるさに】おすすめの漢方薬を紹介!

夏の暑さでだるさを感じていない?

猛暑日が続き、だるさを感じている人も多いのではないでしょうか?食欲がない、すぐに疲れてしまう、食事もおいしくないし、すぐに胃もたれしてしまうという人は、胃腸が弱っているからかもしれません。
漢方医学では、気虚タイプといって気が不足しているためにこのような症状が引き起こされると考えます。

気を補うためには?

胃腸の働きを助ける食材を摂って気の充足を心がけましょう。 また、胃腸は冷えると働きが悪くなるので、温かいものを食べて腰から下を冷やさない工夫も必要です。
じゃがいも、とうもろこし、かぼちゃ、やまいも、牛肉、鶏肉などの食材が気を補ってくれるのでおすすめです。

漢方薬では六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯(りっくんしとう)という漢方薬は、食欲不振によく用いられ、消化器を温めて胃腸のはたらきを良くしてくれる生薬が含まれています。

こんなタイプの人に

・食欲がなく、すぐに疲れてしまう
・胃もたれしやすい
・手足が冷えやすい

だるさを解消する薬膳レシピ

じゃがいもの牛肉巻き

〈材料〉
・牛肉薄切り…8枚
・じゃがいも…2個
・青じそ…8枚
・生姜…10g
・醤油…大さじ2
・片栗粉…適量

〈作り方〉
1.生姜をすりおろし、醤油と合わせておく。
2.じゃがいもを千切りにして、電子レンジで約3分加熱する。
3.牛肉を広げて片栗粉を振り、青しそ、1を巻く。
4.2を薄く油を引いたフライパンで、牛肉の巻き終わりを下にして焼く。
5.転がしながら全面を焼き、1を回しかけて味つけする。

気を補う食材(牛肉、じゃがいも)に気を巡らせる食材(青じそ)を組み合わせると相乗効果が得られます。手に入りやすい食材で構成した、夕食にもお弁当にも使えるレシピです。
おいしく食べて、夏のだるさを解消しましょう♪

漢方デスク薬剤師 小屋原佳苗

漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。

監修:漢方デスク

漢方デスクは漢方・漢方薬・薬膳の総合ポータルサイトで、個別のタイプに合わせた薬膳、ツボ療法、漢方薬、生活習慣の改善等の日々の生活に取り入れられる健康情報お届けします。

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