日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
魚のすり身を加工してつくる魚肉ソーセージ。オレンジ色のフィルムをはがすだけでそのまま食べることができ、炒め物や煮物など料理にも幅広く活用できる万能食材です。増税後も比較的安価で購入でき、毎日の食事で活用しやすい食材として注目してみました。
魚肉ソーセージが誕生したのは1950年代のこと。当時はマグロやクジラを原料とした高カロリーな食品でした。戦後から間もなく、栄養状態のよくなかった日本人にとって「食肉の代用品」「安価な栄養食」として、とても好まれたといいます。1970年代になると、魚肉の加工技術が進歩したことで、スケトウダラやイトヨリ、ホッケなどの白身魚を原料とした現在の形になりました。高度経済成長期と共に食生活が豊かになったことで、魚肉ソーセージの役割も変わっていったのでしょうね。
そして、2000年代に入ると現在まで続く健康ブームの影響が魚肉ソーセージにも押し寄せます。より低カロリー・低脂肪で高タンパクとなり、カルシウムやDHAをプラスし、今では「ヘルシー食材」として注目を集めています。
誕生から半世紀、その原料は変わっても、素朴な味わいやお馴染みのフォルムはずっと変わらないままです。筆者は子供の頃に食べていた“特撮ヒーローものの魚肉ソーセージ”がとても思い出深いのですが、皆さんそれぞれに懐かしい思い出をお持ちなのではないでしょうか?クックパッドには、8,043品(2014.4.11時点)のレシピが掲載されています。さっと作れて、大人も子供大喜びなメニューをご紹介します。
卵と炒めると、なぜだかとても美味しいんですよね~。
甘辛~いタレで炒めるだけで、破壊力抜群のおかずに早変わり。
今が旬の春キャベツと一緒にいただきたいですね。
いかがでしたか?魚肉ソーセージは、賞味期限が3カ月ほどと比較的長いのもうれしいところ。冷蔵庫に常備しておくと、いろいろな場面で使えて便利ですよ。そのまま食べてももちろん美味しいですが、料理の方も是非いろいろ試してみてくださいね!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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