日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
クックパッドには、海外旅行先で食べたものを再現したり、現地の人に直接習ったりした世界のレシピがたくさん投稿されています。そんな「レア」な情報をまとめて紹介しよう!というのがこの企画。朝ごはんにスポットを当て、気になるレシピをピックアップしていきますよ。まずは「韓国編」からスタート!
一時のブームは落ち着いたものの、旅行や料理、ドラマ、アーティストなど、韓国人気は相変わらず続いていますよね。そんな韓国の朝ごはん事情を調べてみると、日本と同じく米が主食の国なので、朝ごはんの定番は「ご飯+スープ+おかず」の組み合わせが多いようです。日本と違うのは「スープがメイン」というところ。韓国では「スープがないと食事をした気にならない」といわれるほど、汁物が重要なのだとか。そのため、驚くほどたくさんのスープのバリエがあります。
朝ごはんによく食べるのが、「へジャンクッ」(酔い覚ましのスープ)と呼ばれるもの。お酒をたくさん飲むお国柄らしいですね。「へジャンクッ」には、「コンナムル」(もやしのスープ)や「プゴク」(干しだらのスープ)などがあります。また、じっくり煮込んだ「ソルロンタン」(牛骨のスープ)もよく食べられているようです。
また、韓国の家庭でよく食べられている「わかめスープ」は、誕生日の朝の定番なんだそうですよ。
韓国旅行中、おいしいものを食べ過ぎて、翌朝ちょっと胃が重い……、というときに人気があるのが「おかゆ」。韓国では昔から朝食におかゆを食べる習慣があったようです。「黒ごまがゆ」「かぼちゃがゆ」など体に良さそうものから、済州島の郷土料理「あわびがゆ」まで、とにかく種類が豊富♪ メニューによってはミキサーにかけて米粒が見えないくらいまでとろりとさせるようです。疲れた胃袋も復活しそうですね!
「韓国に行った際に屋台で食べました!」というコメントが多かったのが「トストゥ」(韓国のホットサンド)。熱した鉄板の上で食パンを焼き、せん切り野菜入りの卵焼き、ハム、ケチャップなどをはさんだものです。その場で焼いてくれるアツアツのホットサンド。食べてみたくなりますね。
日本でなじみのある韓国料理ですが、「朝ごはん」となると意外と知らないことが多いのでは? ぜひ現地で食べている自分を"妄想"しながら作ってみてください!(TEXT:川端浩湖)
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