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【疲れ・だるさに】今夜はほっこり温まる「ロールキャベツ」はいかが?

疲れやだるさ対策に食事を見直そう!

疲れやだるさが抜けない人はいませんか?その他にも、「元気が出ない、疲れやすい、食欲、意欲がない、食後に眠くなる」などの症状がある人は、気(エネルギー)が不足していることが考えられます。
「気」は、食事で補うことができます。疲れ気味の人は、気を補う食材を食べて、エネルギーチャージしましょう!

気を補う食材

米、鶏肉、かぼちゃ、やまいも、じゃがいも、きゃべつ、とうもろこし、アボカドなど

疲れにおすすめの漢方薬は?

疲れにおすすめの漢方薬には、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)があります。 補中益気湯は、胃腸機能が悪くだるさが生じ、食後によく眠気が生じる人 に適しています。
補中益気湯は、夏バテの倦怠感などにも用いられる漢方薬です。

気を補う食材に組合わせると効果がアップするものは?

気を巡らせる食材、水のバランスをととのえる食材を組み合わせると効果が高まります。 例えば気を巡らせる食材には香りの良い食材(しそ、柑橘系のくだもの、ハーブなど)、水のバランスをととのえる食材には、玉ねぎやしょうがなどがあります。 疲れ気味だと感じる時は、気を補う食材にこれらの食材を組み合わせてレシピを組み立てると良いでしょう。 料理法も温かい料理が適しています。

冬キャベツを使用した疲れ解消レシピ

疲れやだるさを改善する漢方薬では気を補う、気を巡らせる、胃腸を健全にする、水の偏在を治す作用の生薬が組み合わせられている事が多く、このレシピでもその配合を取り入れています。メインディッシュにもなる一品です。

気虚証(ききょしょう)のためのロールキャベツ

〈材料〉
きゃべつ…8枚
鶏ひき肉…200g
たまねぎ…1/4個
しいたけ…2枚
セロリ…1/2本
卵…1個
生姜…10g
パン粉…適量
青しそ…20枚
コンソメスープの素…10g
水…1.2L
塩・こしょう…適量

〈作り方〉
1.きゃべつは芯の太い所は葉と同じ厚みになるように削ぎ、下ゆでする。
2.たまねぎ、しいたけ、セロリ、生姜をみじん切りにして鶏ひき肉、卵、パン粉、塩、胡椒と一緒にこねる。
3.2を成形し、1のキャベツで包み、ようじで止める。
4.コンソメスープの素を入れて沸騰させた水に3を入れ中火で約20分煮込む。
5.塩・胡椒で味を整えて器に盛り、細切りにした青しそを多めに添える。

青しそやセロリを使用することで、香りもよくそれぞれの食材の効果を高めてくれます。 身体も温まり、疲れ解消に役立つレシピです。ぜひお試しください。

漢方デスク薬剤師 小屋原佳苗

漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。

監修:漢方デスク

漢方デスクは漢方・漢方薬・薬膳の総合ポータルサイトで、個別のタイプに合わせた薬膳、ツボ療法、漢方薬、生活習慣の改善等の日々の生活に取り入れられる健康情報お届けします。

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