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レストランで食事するとき「香水」ってどうしてる?

レストランや電車の中で、強烈な香りが鼻を突いて「うっ!」と感じた経験はありませんか?せっかくの香水が“香害”になっては周りが大迷惑。ふんわり漂うように香らせるのが大人のたしなみです。ちょっとしたコツさえマスターすれば、今すぐ“香らせ上手”に変身できます。

レストランでは“香らせない”のが一番!

食事は味覚だけでなく、視覚、触覚、嗅覚、聴覚の五感を駆使して楽しむもの。とくに日本料理の場合、繊細な食材の香りの邪魔をしかねません。香りは下から上へ立ちのぼる性質があります。香りをグッと抑えるには、足首や膝の裏など下半身につけること。決して耳の後ろや首筋など上半身につけてはいけません。また、つける場所に気をつけるだけでなく、量も控えめにするのも忘れずに。食事が終わり、もっと香らせたい時は、食後の化粧直しの時につけ直すといいでしょう。

オフィスでは爽やかな香りを選んで

香りは濃度の高い順に、パルファム(香水)オードパルファムオードトワレオーデコロンの4タイプに分けられます。オフィスには、濃度が高すぎないオードパルファム以下の香りがおすすめ。パルファム(香水)を使うなら足首か膝の裏などポイント使いにとどめるのが無難です。
香りの種類もフローラル系やシトラス系、グリーン系の爽やかな香りを。クセのある重たい香りをつけたいときは、香水と同じようにポイント使いで控えめに香らせるといいでしょう。

つけ方・つけるタイミングも重要!

香りは体温で温められ、その人のにおいと混ざり合ってオリジナルのニオイになるので、服の上からではなく、直接肌につけるのがベスト。つける部位は手首やひじ、膝の裏側、足首、耳の後ろなど体温が高く、トクトク脈打っている部位が最適です。逆にNGなのは汗をかきやすいワキや胸やお腹など体の中心部。汗と混ざり合うと香りの質が変わって、イヤ~なニオイに変わってしまいます。

また、香りがマックスに漂うのは、つけてから30分後。“ここ一番!”というタイミングに合わせてつけるといいでしょう。香りのトーン&マナーさえ押さえておけば、簡単に“香らせ上手”になれます。お気に入りの香りを、もっと気軽に楽しんでみませんか。

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