ダイエットと言えばジムで運動をしたり食事制限をしてコツコツと頑張るのが一般的ですよね。時間もかかるし、ちょっと我慢しないといけないこともあって辛い!でも、もうすぐ海にいく機会も増えるし、頑張らなきゃ!と思っている方に朗報です☆いつもよりちょっとだけ食べる時間に気を配るだけのダイエット方法、ご存知でした?
ダイエットに欠かせない栄養バランスと食べるタイミングについて、栄養学の新たな考え方で「時間栄養学」が注目されています。「時間栄養学」は栄養と体内時計(内蔵の働きのリズム)との関係に注目した考え方です。「何を食べるか」だけではなく、身体の活動リズムに合わせて「いつ食べるか」を意識することで、体内時計を整えながら代謝を上げ、1日で摂取するエネルギー(kcal)はいつもと同じでも痩せる事が出来るとされています。
時間栄養学の考え方の中で、体内時計に関わるホルモンである「Bmal1」というタンパク質があります。このホルモンは体重や体脂肪が増える原因となる脂肪の合成にも関わっており、1日のうちで分泌量が増減します。22時~午前2時にかけて昼間の20倍にもなるといわれているのです。これが「夜遅くに食べると太る」ワケなのです。 朝〜昼のうちにしっかりと食事をして22時以降の食事は避けた方が、ダイエット成功の可能性が高くななると言われています。ぜひ食べる時間を意識してみてください。
起きてから2時間以内に食事する事で体内時計のズレがリセットされます。さらに食事によって消化器官が動き出し体温が上昇し、1日のエネルギー代謝を上げます。 このとき大切なのは、炭水化物とたんぱく質を適量摂ること。朝食をきちんと食べて体内時計をスムーズにリセットしましょう。
寝る前や遅い時間は食べ物のエネルギーを使い切れず、ムダなエネルギー蓄積の元となります。どうしても厳しい人は2時間前までに夕食を終えることから始めてみてください。
起床後14時間以降は、メラトニンというホルモンの分泌量が増え始めます。メラトニンは睡眠に関わるホルモンで、脈拍・体温・血圧・などを低下させ眠りやすい身体に導きます。つまり起きてから14時間目以降は代謝が低下し、食べたものは使い切れないエネルギーとして残り、脂肪として蓄積されやすくなるのです。夕食が遅くなってしまった日は、食物繊維とミネラルたっぷりの海藻やキノコを使ったスープ、脂身のない肉や魚を食べましょう。
17時頃にエネルギーの元となるおにぎりなど炭水化物を少し摂って、帰宅後に野菜系とタンパク系を摂るのがベストです。忙しくて炭水化物を摂ることが難しい場合は、帰宅後の野菜系とタンパク系だけでも摂ってくださいね。
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※この記事はクックパッドダイエットラボの管理栄養士であり、ダイエットトレーナー監修の元作成されています。