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裏ワザ

ウナギが食べたい!!サバ缶でウナギの蒲焼きがつくれるってホント?

クックパッドニュース編集部

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今年も早いもので、折り返しの7月に突入です!今月は土用の丑もあるし、夏に嬉しいウナギの蒲焼き食べたくなりませんか?とはいうものの、高級品であるウナギには手が出ない…という方のために日本を代表する魚・サバでウナギの蒲焼きづくりにチャレンジしてみました♪

夏といえばウナギ!サバ缶を使ってウナギの蒲焼きを再現しよう!!

7月に入って、毎日食べているレシピもすっかり衣替えしたのではないでしょうか。ウナギの蒲焼も夏に大人気の1つ。でも、お店で食べるのも買っておうちで食べるのも、ちょっと高くてなかなか…という人いませんか?今回はズバリそのお悩みを解決します!なんとサバ缶を使えば、ウナギの蒲焼そっくりの味が再現できるらしいのです。さっそく作ってみましたよ!

今回お手本にしたレシピはこちら

気になる材料は?

メインとなるもので改めて購入しなければいけないのは大和芋・ウナギのたれ・サバの水煮缶。他には海苔、卵、顆粒だしと普通に自炊していればありそうなものばかり。たったこれだけでウナギの代用品ができてしまうのです!

この粘りがのちのち肝心に

まずは大和芋をすりおろしてトロロにします。ここで粘り気を出すのが重要です。レシピに記されている通り、ここで使うのは大和芋もしくは山芋が良いでしょう。
完成した時にも分かりますが、理由はこの粘り気がこのレシピの肝になるからです。

そこに卵を割り入れ、トロロとよく馴染ませます。
その後よく水を切ったサバの水煮を投入し、ある程度身の形が残るようにざっくりと混ぜ合わせます。
レシピでは小麦粉で生地の固さの調節をと書かれていますが、大和芋の粘りが想像以上にねっとりしていたので今回は使っていません。

見た目はイワシハンバーグ…?

先ほど作った生地を焼いていきます。 青魚を焼いた匂いと、穀物を焼いた時のあのなんとも言えない柔らかい匂いが充満します。この段階で見た目や匂いから「これ、イワシハンバーグだ…」という思いが頭を過ぎりますが、レシピと自分とサバを信じて両面を焼いていきます。
最初に焦げによる香ばしさを加えるのと、形をしっかりさせるために、カリッと焼き上げるために強火で両面を1分ずつ。その後ゆっくりと弱火で火を通しました。仕上げにウナギのタレを絡めましょう。

ついに実食!その味、食感は…!?

「見た目はイワシハンバーグだよなぁ…」ついついそんな独り言を言ってしまう出来栄えですが、問題はこのウナギ(※サバ)が本物のウナギに匹敵することができるのか。重要なのはそこです。いざ、実食! 「…あれ?ウナギだ」食べてみて最初に口から洩れた言葉がこれでした。

匂いこそサバの匂いが消しきれませんでしたが、逆にこれが海苔の香りと相まってイイ感じのアクセントになってます。食感はサバの身と火の通った大和芋がホロホロと口のなかで崩れつつも、しっかり焼いたおかげで外側のカリッとした食感がこうばしい!それになにより火を通してなお残る、ねっとりとした大和芋の粘り気が、ウナギ特有の脂の感じを見事に再現。
それでいてウナギで気になる小骨はもちろんなく、脂のしつこさもないから嬉しいですね。

はっきり言って、これ相当おいしいです。
それどころかクセがなく、もしやと思ってウナギが苦手な母にも食べさせたところ大絶賛。

またコストパフォーマンスも魅力の1つ。今回使った材料のうち大和芋が300円(半分使用で約150円)、ウナギのたれ300円(1/5使用で約60円)、サバ缶200円、ほかは家にあったもの。
卵やこまごまとした油などを含めても500円もかからずに3枚ほど作れることになります。これは安いウナギが一串500円以上するのを考えるとびっくりするほど安い。
さらに材料には昔からウナギと並んで日本のスタミナ源とされてきた大和芋を使ってて引けをとりません。(価格は地域や時価で変動するので、あくまでも目安です。)
そんな嬉しいこと尽くしのレシピ。この夏、ぜひ試してみてほしい逸品です。

レシピにはないひと手間を

おススメしたいのはお酒を振りかけてタレと一緒にフライパンで蒸し焼き!焼きあがったウナギ(※サバ)に軽く酒を振り、日本酒で溶いたウナギのタレとフライパンへ。ふたを閉めて弱火で蒸し焼きにすれば、たれの味がしみ込み、お酒でくさみの消えたウナギ(※サバ)のかば焼きが出来上がりです!(TEXT:七ヶ島/ライツ)

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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