和食が美味しくなる！オリーブオイル活用術

パスタやピザなど、イタリアンに欠かせない調味料といえば、オリーブオイル。ヘルシーな油としても大人気のオリーブオイルですが、実は和食にも合うって知っていましたか？　今回は、簡単なのに一瞬で和食を美味しくしてしまう、究極のオリーブオイル活用術をご紹介します。

10月5日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になりましたか？今回は、知っているつもりのあの土地、あの場所の魅力をナビゲーションする「JAPA-NAVI」の特集。ナビゲーターの金子貴俊さんと深川仁志アナウンサーが訪ねたのは、香川県の「小豆島」でした。小豆島といえば、昔ながらの木桶を使ったしょうゆ造りやオリーブオイル作りが盛ん。今回は、オリーブオイルの意外な活用術に的を絞ってお伝えししょう。

小豆島は、国内最大のオリーブオイルの生産地。番組では、ロサンゼルスのコンテストで2年連続で金賞を獲得したオリーブオイル作りの達人から教わった、本番オリーブオイルの活用術を紹介していましたよ。

達人がまず作ったのは、白いご飯に味噌汁、おひたし、焼き魚などのシンプルな和食。一体どこにオリーブオイルを使うのか？と思いきや、なんと達人はそれらの和食にオリーブオイルを醤油のようにかけてしまうから、ナビゲーターの金子さんもビックリ！　さらに驚いたのは、冬に嬉しいホカホカのおでんにまでオリーブオイルをかけてしまったこと。
そう、「オリーブオイルをかけるだけ」の簡単テクこそ、和食を美味しくする究極のワザ。達人いわく、オリーブオイルをかけることで、コクが増してさらに和食が美味しくなるんだとか。白いご飯にマヨネーズやソースをかけて食べる人もいると思いますが、オリーブオイルも美味しそう。試食した金子さんも、「ごはんが華やかになる」と、ひと口食べてその味わいに感動していましたよ。

他にもカレー、ひじきの煮物、冷ややっこ、納豆など、いろいろな料理に少しかけるだけで美味しくなるオリーブオイル。最後に簡単だけど、使えるワザをご紹介しちゃいます。それはフタをあけてから時間が経ち、風味が落ちてしまったオリーブオイルを美味しくするテクニック。

小豆島では、風味の落ちたオリーブオイルは、レモンと合わせて使うのが定番。レモンの香りでオイルが引き立ち、美味しくなるのだとか。このワザはすごく簡単で便利。サラダやパスタにかけても美味しそうですね。
せっかくなので、クックパッドにも、今ご紹介したようなオリーブオイルの新たな使い方が投稿されていないか？調べてみましたよ。

いかがでしたか？オリーブオイルが和食に合うなんて驚き。でも、かけるだけだから、ぜひ試してみてください。あまりの美味しさに倒れてしまうかも！(TEXT:森智子)