日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
しその「葉」と比べるとあまり店頭で見かけない気がする、しその「実」ですが、プチプチとした食感がおいしく、アクセントになるだけでなく、じつは身体にうれしい栄養が含まれているそう。そんな「しその実」に注目してみました。
初夏には梅干しやしそジュースとして、夏には大葉としてさまざまな料理で大活躍してくれた「しそ」ですが、秋のはじまりにももうひと頑張りしてくれます。それは「しその実」。店頭に出回る時期が短いため、実といわれてもイメージが湧かない人も、きっと見かけたことはあるはず。しその実はこの時期だけの旬食材。初夏からのしその活躍ぶりに感謝しながら、おいしくいただきましょう!
都心のスーパーではあまり見かけないかもしれませんが、道の駅や産地直売の店などで見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。しその花が咲いて完全に散ってしまう前の9月中旬から下旬だけのお楽しみなのだそう。
外食店では刺身のつまなど脇役として登場することの多いしその実ですが、独特の香りとプチプチした食感がよいアクセントになり、おにぎりや塩漬けとしてごはんのおともに最適!ちょうど新米が出回り始めるこの時期は、ベストパートナーとして活躍してくれそうですね。
しその葉はさっぱりとした香りや風味だけでなく、防腐作用などの効果・効能が知られていますが、しその実はどうなのでしょうか。クックパッドの管理栄養士にきいてみました。
「しその実にはα-リノレン酸という脂肪酸が多く含まれています。このα-リノレン酸は血液中の中性脂肪を減らし、血液をさらさらにして心筋梗塞や脳梗塞、高血圧を予防する効果があるといわれています。体内でつくることができないため、食事で摂取する必要がある必須脂肪酸のひとつです」
なるほど!なんだか難しい言葉がたくさん出てきましたが、この旬の時期を逃さず、積極的に食べた方がいい食材ということですね。まずは手軽に天ぷらや炒めものにしてみてはいかがですか。
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