日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
さつまいもは冬に向けて体調を整えていくためにはうってつけの食材。でも、おやつやスイーツに使うけどおかずにしにくいという声も聞きます。今回はそんな悩みを解消してくれる、さつまいもを使ったとっておきのレシピをご紹介したいと思います。
10月21日放映のNHK「あさイチ」の「解決!ゴハン」のテーマは、「さつまいも」。ちょうど旬で美味しいけれど、甘いせいかおかずにしにくいという声が。今回、このお悩みに応えてくれたのは、なんと薬膳を活用したおしゃれなレシピ。さっそく作り方をご紹介しましょう。
中国北京生まれの料理研究家で、薬膳料理を教えているパン・ウェイさんによれば、さつまいもには整腸作用があり、腸内環境を整えてくれる食材。風邪を引きやすいこれからの時期は、腸内環境を整えておくことが風邪の予防などにもつながるのだとか。これは積極的に食べなくてはですね。
薬膳なんて聞くと大変なのかなと思ったら、作り方は意外と簡単でした。まずはさつまいもを1cmぐらいの輪切りにしてフライパンに入れ、全体が浸るぐらいの水を入れて中火でやわらなくなるまで煮ます。
お次はさつまいもにのせる具の準備です。今回は「さつまいもの肉そぼろのせ」というレシピですが、そぼろにはひき肉でなく、豚バラ肉8mm角に切っておきます。
次は豚肉を炒めるための準備。フライパンにゴマ油を引き、みじん切りにしたしょうがとにんにくを入れます。フライパンは温めず、冷たいうちに入れるのがコツ。
また、ゴマ油は白いものを使ってください。ない場合はサラダ油でも。豚肉を入れ、半分ぐらい色が変わってきたら、紹興酒を入れます。さらに肉の色が完全に変わったら黒砂糖を。肉汁がなくなるまで、最初から最後まで強火で炒めるのがポイントです。
肉汁がなくなったら、最後にしょうゆ、白砂糖、みじん切りにした生のにんにくを入れます。
全体に味がなじんだら、煮ておいたさつまいもの上にのせ、千切りにした青じそ、松の実、くるみ、白ごまと塩を少々、食用菊をトッピングすれば完成です。松の実やくるみなど、ナッツを秋の今ぐらいの時期から食べておくのは、冬の時期の血管を柔らかくして、病気を予防するためなのだとか。
しっかり味付けしたそぼろがさつまいもの甘さを引き立てていますね~。他にもさつまいものおかずがないか?クックパッドで探してみましたよ。
さつまいものおかずはいかがでしたか?クックパッドにはピックアップした以外にも美味しそうなおかずがズラリ。今回紹介しきれないものがたくさんあったので、他のレシピもぜひチェックしてみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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