地域に伝わる郷土料理や特産品をつかった美味しいレシピを、自治体が運営するクックパッド公式キッチンがリレー形式でご紹介。第24回目は福島県の公式キッチンから。 日本各地の味わいをご家庭の食卓でぜひお試しあれ♪
福島県は地域によって食文化が異なり、これまでに、秋に食べられる浜通り地域の「サンマのポーポー焼き」、ハレの日に食べられる会津地方の「こづゆ」などを紹介しました。
今回は、一品添えるだけで食卓が一気に華やぐ、「ヒラメのカルパッチョ」をご紹介します。
ヒラメは、福島県の水産物を代表する魚です。脂、ほどよい甘味、弾力のある歯ごたえと美味しさの三拍子が揃った白身の高級魚です。晩秋から初春に旬を迎え、なかでも冬に最も脂がのり身が締まります。
黒潮と親潮が混じり合う栄養豊かな「潮目の海」で育まれた県産ヒラメは「常磐もの」として大変美味しいと高い評価を受けてきました。全国有数のヒラメ産地を守るため、小型魚の保護や稚魚の放流など、漁業者と県が一体となって努力を続けています。
栄養豊かな「潮目の海」と漁業者の努力が詰まった「常磐もの」のヒラメは、まさに「ふくしまプライド。」の逸品。刺身でその美味しさを味わうのもいいですが、たくさんの人と一緒に食べることで、その美味しさを共有してもらいたいです。
ヒラメは旨味が豊かな魚ですが、ひと工夫加えた「カルパッチョ」にすることで、食卓が華やぐおしゃれな一品になります。ご飯のおかずとしてももちろんですが、白ワインや日本酒などお酒にも合うので、お祝いの席や、たくさん人が集まる場面にぴったりですよ。
一品添えるだけで、華やかな食卓になるヒラメのカルパッチョ。みんなが集まった時に提供すれば喜ばれること間違いなしです!ぜひご家庭でお試しください。