日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
突然ですが、あなたのお家では肉じゃがに豚肉を入れますか?それとも牛肉を入れますか?実は豚肉を入れるのは関東風で、牛肉を入れるのは関西風の肉じゃがなんだとか。今回は、そんなホクホクして美味しい肉じゃが作りの徹底研究です。
11月25日放映の「あさイチ」(NHK)のテーマは「肉じゃが」。
「肉じゃが」といえば定番家庭料理ですが、じゃがいもの煮崩れや肉が硬いなど、うまく作れないという悩みも。今回はそんなお悩みに応えつつ、ワンランク上の肉じゃが作りをご紹介しちゃいますよ。得意な人も、苦手な人にも目からウロコの情報が。さっそくチェックしてみて!
関西と関東では使う肉が違ったり、味付けも家庭によっていろいろ違う「肉じゃが」。今回は、よく聞く代表的な悩みにフィーチャー!それぞれの悩みにあわせて情報をチョイスして、ご家庭にあった究極の味を見つけてくださいね。代表的な悩みで多いのが以下の3つ。それぞれについて説明していきましょう。
日本最古の肉じゃがレシピと考えられている旧海軍のレシピには、煮崩れしないとっておきの方法が書かれていたそうですよ。
その方法は、なんとこんにゃくと同時に加熱すること。糸こんにゃくでもOKですが、下ゆでせずサッと湯通しする程度にとどめるのがベスト。
こちらの悩みには関東風の肉じゃがでトライ。肉じゃがといえば鍋で作るものと思っている人も多いと思いますが、実はよく味のしみた肉じゃがを作るには熱効率がいいフライパンがベスト。
そしてすべての具を顆粒ダシと調味料を入れた水から煮ることが大切。真ん中に穴をあけたキッチンペーパーで落しブタをしたらかき混ぜない。これが味がしっかりしみた肉じゃがを作るコツだというからビックリ!
こちらのお悩みには関西風の肉じゃがで挑戦しますよ。関西風の肉じゃがは牛肉を入れますが、高い牛肉は家計には負担ですよね。でもお手ごろな値段の牛肉でも、美味しく作れますよ。そのポイントは牛脂を使うこと。
牛脂を引いたフライパンを弱火にかけて肉を焼いたら、しょうゆ、砂糖、にんじん、じゃがいもを入れ、水でなく日本酒で煮込むのがコツ。日本酒がお肉を柔らかくしてくれるんだとか。
いかがですか?上でご紹介したテクニックは一度にすべて使わなくてもいいそうです。自分に必要なものを活用してみてくださいね。クックパッドにも、美味しそうな肉じゃがレシピがズラリ。いくつかピックアップしましょう。
たくさん作って翌日に残ってしまた肉じゃがをレンジでチンするときにもコツが。汁と具をそれぞれわけて温めて、汁をかけ直すというひと手間でじゃがいもがホクホクの美味しい肉じゃがになるそうです。こちらもぜひ試してみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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