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目指せ買い物上手!大きな買い物は2・3月が狙い目な3つの理由

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに、家計管理のコツや食費節約の方法を教えていただきます。お金がなかなか貯まらない…とお悩みの方も、このレッスンで丸山流節約術を学んで、貯め上手・遣い上手になりましょう!

年末年始は1年の中でもお金の流れが激しい時期です。ボーナスが入り、クリスマス、忘年会、年越し、お年玉、初売りなど出費が重なるのも無理はありません。しかし、無計画に使いすぎてしまうと、その後の生活費にも影響が出てしまいます。既に年末年始に大きなお買い物をした方も多いかとは思いますが、実は本当に安くなるのはこれからです。その理由はいくつかありますが、主な3つの理由をご紹介します。

1. 衣類のように季節性のあるものは、1月中旬から2月末頃に向けて値引きが行われる

この時に来シーズンに向けて大きめサイズの子ども衣料を買う方も多いかと思います。安いからと言って、たくさん買う必要はないでしょう。必要枚数を買って、足りないアイテムを買い足す程度で十分です。「安くなっている=何かしらの理由がある」ので、デザインや色が気に入らない、デザインや色が気に入ってもサイズが合わないのであれば、購入は見送りましょう。

2. 寒いと売上げが減るので、値段交渉しやすい

これから寒さがピークに達します。寒くなると無用な外出は控えるようになります。外出が減れば、必然的に買い物をする回数や出費も減ることになります。また2月はほかの月に比べて1日2日少ないので、月間の売り上げ目標を立てている業界にとっては、この1日2日の違いは大きいものがあります。寒くて来店者数が減り、売上もなかなかあがらない、そして2月は1か月が短いとなれば、売上が出るように動くのも当然と言えるでしょう。つまり、値段交渉がしやすい環境にあるということです。黙っていても売れるような年末年始から、黙っていては売れない状況ではどちらが値段交渉ができるかは一目瞭然でしょう。

3. 企業の決算期は、安売りされる可能性が高く、値段交渉がしやすい

企業には必ず決算期があります。その企業によって決算期は異なりますが、多くの企業が2月、3月を決算期にしています。企業にとって決算期はとても重要です。決算後には決算書が作成され、その内容によって企業の中身がわかるわけですから。小売業の場合、現金と在庫、在庫の回転率などが注目されます。理想は在庫が少なく現金が多い決算書です。つまり、決算期にどれだけ在庫を現金化できるかがポイントとなります。在庫が多い商品は、安売りされる可能性や値段交渉がしやすくなりますので、この時期のチラシはぜひチェックしてみてください。また、欲しいと思っていたものがあれば、この時期に値段交渉をしてみるのも手でしょう。

お得にお買い物できる今の時期に、大きな買い物を検討し、細かな買い物は、値段の安さに飛びついて買いすぎないように気をつけましょう。

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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