【知っておきたい】冬の時期に流行する「ノロウィルス感染症」の予防と対策

【知っておきたい】冬の時期に流行する「ノロウィルス感染症」の予防と対策

毎年、冬の時期に多く流行する「ノロウィルス」。統計によると、発症件数の75%が12月〜3月の間に起きています。そこで、この時期要注意のノロウィルスについて詳しく解説します。

ノロウィルスって一体どんなもの?

ノロウィルスとは、急性胃腸炎を引き起こすウィルスの一種です。

・調理する人の手によって食品にウィルスが付着すること
・ウィルスが蓄積した二枚貝(牡蠣、はまぐり、あさりなど)をしっかり加熱せずに食べたりすること
・感染者の排泄物を触れた手指を介して、また排泄物からウィルスが空気中に漂い口に入ること
によって感染します。

ウィルスの潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は24時間〜48時間。主な症状は、1日〜2日間嘔吐と下痢、腹痛、発熱が続きます。免疫力の弱い乳幼児や高齢者は重症化することがあるため特に注意が必要です。

ノロウィルスに感染しないために

1.こまめに手洗いを

調理や食事の前、トイレに行った後、感染の疑いのある人の排泄物を処理した後などは、必ず石けんを十分に泡立て、手指や爪の間、手首までしっかり洗い流水ですすぎ、清潔なタオルかペーパーで水気を拭き取りましょう。

2.二枚貝はしっかり加熱をして食べる

二枚貝の中でも、特に牡蠣によるノロウィルスの事例をよく耳にするのは、他の貝に比べ生食をすることが多いため。牡蠣もしっかり加熱をすれば安心して食べることができます。ウィルスの活性を失わせるためには中心温度が85℃〜90℃で90秒以上の加熱が必要。生食や半生状態で食すことは避けしっかり加熱を心がけましょう。

3.調理器具、食器は加熱消毒を

ノロウィルスはアルコール消毒の効果があまりないという特徴があります。二枚貝の下処理をした際は包丁やまな板を熱湯消毒し、他の食材へのウィルスが付着しないようにしましょう。また、感染者の疑いがある人が使用した食器類も同じく熱湯消毒しましょう。

4.感染の疑いのある人の排泄物を処理する際は要注意

感染者の嘔吐物には大量のウィルスが存在しているため直接手で触れることは避け、ビニール手袋とマスクを着用し、排泄物と拭き取りに使用したタオル、手袋、マスクなどはビニール袋に密閉し、破棄しましょう。空気中にもウィルスが漂っているのでしっかり空気の入れ替えを。絨毯や寝具などに排泄物が付着した場合は、85℃以上の熱水洗濯を行いましょう。

もしノロウィルスに感染したかなと思ったら、吐き気止めや下痢止めなど飲むなどの自己判断は非常に危険。なぜなら嘔吐や下痢は体内に入ったウィルスを体外へ追い出すために起きている防衛反応だからです。いっぽう、排泄物と共に水分が失われ、脱水症状を起こしやすいので水分の補給をしっかりと。水分も摂れない状態の場合は至急医療機関への受診をおすすめします。医療機関に行く前に電話でノロウィルスかもしれないことを告げておくと、他の人への二次感染を防ぐことができます。


参照サイト
・消費者庁「冬に多発!ノロウイルスによる食中毒に注意!!

・厚生労働省「ノロウィルスに関するQ&A

クックパッド編集部

LINEで友だち登録をすると、毎日編集部のおすすめ記事が届きます♪

友だち追加

おすすめ記事

    アクセスランキング (毎日6:00更新)