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コラム

明日は節分!たった3つのコツで簡単「恵方巻」作り

【子どもの心を育てるレシピvol.7】子どもに「食」の大切さを伝えたいと思いつつも、日々忙しくてなかなか教える機会がないという親御さんも多いのでは? そこで、子ども料理研究家・武田昌美さんが、子どもと楽しくトライできて心も育てられるレシピ、料理を通して子どもが得られる学びについて、わかりやすく解説! 気負わず、自然と生活の中に取り入れられる簡単料理で、とっておきの親子タイムをお過ごしください。

親子で節分を楽しみたい!

日本の伝統的な行事は月の初めに訪れることが多い気がします。節分、雛祭りに子どもの日。光陰矢の如く、毎日大忙しのお父さんやお母さんにとって、気づけば「節分って明日!?」なんてよくある話ではないでしょうか。

そんな節分。せっかくの機会だし、子どもと一緒に恵方巻を作って楽しい思い出を紡いであげたいと思うものの、現実は一歩踏み出すのが億劫に思えてきたり…。

今回は、そんな時にぴったりなレシピをご紹介します。

ご飯が散らばりにくいから作りやすい!

“3つのコツ”で子どもの恵方巻作りが簡単に!

子どもが恵方巻を簡単に作れ、かつ、親御さんの労力を最大限少なくする親子恵方巻のコツをお伝えします(伝統的な作り方とは少し異なりますが、ゴールは親に負担がかからず、子どもが楽しく恵方巻を作るということとしたいと思います)。

3つのコツ

1: 海苔は半分に切って使うべし
2: 巻き簾は“手巻き寿司用”を使うべし
3: ご飯はラップを使ってのばすべし

最も回避したいリスクは、「ご飯があらゆる場所に飛び散ること」です。考えただけでも苦笑いしちゃいますよね。それをなくすために、上記の作戦を決行したいと思います!

B7673038ce696125abf06effb4e7bcc5 2020年1月の料理教室の写真です

■コツ1: 海苔は半分に切って使う

海苔を半分に切ってから恵方巻を作るということ。これは、子どもの手に収まる大きさで作業することで、恵方巻が扱いやすくなります

また、恵方巻の縁起の良い食べ方である「一本食べ切る」ということも、小さい恵方巻だからこそ子どもでも可能になります

大きな海苔のまま作ると、ご飯を全体に乗せることが難しく、どうしても中央に寄り気味に。すると、巻いた時に両端が海苔だけになり、キャンディーのような形になってしまいます。海苔が重なると噛み切りずらくなるので、ぜひ半分に切ってから使用してみてください。

■コツ2: 巻き簾は“手巻き寿司用”を

巻き簾は可能であれば準備すると、子どもが大喜びすること間違いなしです。通常のサイズより小さな“手巻き寿司用”を使用すると、半分に切った海苔がジャストフィットします。小さい分子どもの手に馴染むので、上手に作ることができます。

近年では、小学校受験で料理道具の問題が出ることも。歳時は特別な道具や食材がさまざまあるので、教養を身につけるチャンスですよ。百円ショップにも売っているので、ぜひ立ち寄ってみてください。これで準備は万端!

■コツ3: ご飯はラップを使ってのばす

ご飯はラップを使ってのばす、というのは私が毎年レッスンで恵方巻を作ってきて行き着いた方法です。それまでは、海苔の上にのせたご飯を、しゃもじやスプーンを使って広げていたのですが、これが子どもにとって難しい。だんだんとご飯がねばついてきて、そのうちしゃもじからご飯が離れなくなり、海苔もご飯にくっついて…と気づけば床がご飯だらけになることも少なくありませんでした。

でも大丈夫! その解決策がこのコツです。海苔の上にご飯を置いたら、ラップをかぶせ、その上から手で海苔全体に押し広げていく。この方法にした途端、床に飛び散ったご飯が激減!

ご飯が多少潰れたりもしますが、子ども料理のゴールは、完成品の美しさよりも、「子どもも親も笑顔で楽しく作ること」と思っているので、少しのコツで親の負担を減らす方法をいつも考えています。

失敗は成功の1歩前!

さて、いざ巻いていくと、初めはうまくいかないことも多いはず。でも大丈夫。私が料理を通じて子ども達に一番伝えたいことは、「失敗は成功の1歩前」ということ。恵方巻だって、1本目は上手にできなくたって、もう1本作ってみれば、子どもは自らトライアンドエラーを学んでどんどん上手になります。

「失敗したって大丈夫、だって次はきっとうまくいくから」。この考え方を、子どもにストンと腹落ちして欲しいと願っています。

海苔と巻き簾さえあれば、恵方巻の具材は冷蔵庫にあるもので良いと思います。ぜひこの機会に、恵方巻作りを楽しんで、親子で思い出に残る節分をお過ごしください。

武田昌美(子ども料理研究家)
リトルシェフクッキング(株)代表取締役。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2017年より「ママも知らなかった才能が花開くクッキングスクール」をコンセプトにした料理教室『リトルシェフクッキング』を主催。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。2019年3月、子どもが一人一人料理できる料理教室『リトルシェフクッキングEduCooking Lab』を東京都世田谷区にオープン。
【HP】https://little-chef-cooking.com/(ご予約はこちらから)
【Instagram】@masamis__kitchen
【YouTube】リトルシェフクッキング
【ブログ】子ども料理研究家 武田昌美の食育ブログ
【クックパッド】武田昌美のキッチン

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