cookpad news
コラム

ストレスによる不調対策に「チンゲン菜」がいいって知ってた?

【体にやさしい「いたわりごはん」 Vol.7】今日はなんだかちょっぴりしんどい……そんな日は、体にやさしいごはんでパワーチャージ! 身近な食材で手軽にできるプチ薬膳メソッドで、体の調子を整えましょう。

ストレスによる不調対策に「チンゲン菜」がおすすめ

5月に入り、新生活にも慣れてくる頃ですが、同時にストレスも感じている人も多いのではないでしょうか? 漢方の考えではストレスがかかると、気の巡りが悪くなり、イライラや落ち込みなどの不調が出やすくなると考えられています。

薬膳では気の巡りを管理するのが「肝」の役割ですが、春は季節的にも環境的にも「肝」に負担がかかりやすいため、肝を滋養することが不調対策には大切です。チンゲン菜を始めとする青菜には、肝の弱りによる不調をサポートしてくれる働きがあります。

「チンゲン菜」には体に溜まった余分な熱を取り、気や血の巡りを良くする働きがあります。そのため、ストレスがかかりイライラする気分やうつっぽい気持ちの解消や、不安感の解消にも役立ちます。 また、カルシウムが豊富であるという点でも、ストレスの緩和にも効果的です。

アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネート

チンゲン菜などのアブラナ科の野菜には、イソチオシアネートというアブラナ科特有の成分が含まれています。抗炎症、抗酸化作用が期待できるため、ストレスにより体内に過剰に発生した活性酸素の除去にも働いてくれます。

冷え性の人は食べ過ぎに注意

チンゲン菜は“涼性”の性質を持つ野菜とされ、少し体を冷やす食材です。冷え性の人は食べ過ぎないように気をつけましょう。ただし、加熱調理をしたり、しょうがなどの体を温める食材と組み合わせることで、体を冷やす作用は緩和されます。  

チンゲン菜を使ったストレス対策レシピ3選

チンゲン菜などの青菜には気の巡りを良くする働きがあります。しょうがで発汗させることにより、より気の巡りと血の巡りも良くなります。

薬膳では、春には負担の高まった「肝」の働きを助けるために栄養を補うことが大切なので、牛肉などの補血作用のある食材を摂ることもストレス対策につながります。

チンゲン菜×しょうがのお浸し

定番のお浸しも、しょうがのすり下ろし汁が入ることでさっぱりと食べやすくなります。しょうがは発汗させる働きがあるので、チンゲン菜の気の巡りを良くする働きをサポートしてくれるので相性が良いですよ。

チンゲン菜×ねぎ×牛肉で炒めもの

しょうがと同じくねぎにも、発汗作用があります。そのためチンゲン菜と組み合わせることで気の巡りを良くするのに役立ちます。牛肉で血を補って、ストレス対策の強化を。オイスターソースとコチュジャンでごはんの進む味です。

チンゲン菜×かぶの中華炒め

かぶも気の巡りを良くし、頭に昇った気を降ろす作用があり、イライラの緩和に効果的です。中華だしの優しい味にしょうががポイントに。かぶにも旨味が染み込み、とろみもあっておいしいですよ。

新生活のストレスの影響が出始める5月。ダウンしてしまう前に、チンゲン菜など今回紹介したレシピを参考に、取り入れてみてくださいね。気の巡りを良くして、ストレスに強い体作りをしていきましょう。

道川佳苗

漢方薬・生薬認定薬剤師。調理師。薬膳アドバイザー。大学卒業後、薬局にて従事している時に、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、服部栄養専門学校に入学し卒業する。お料理好きの漢方マニア。

シェアする