【Instagramの気になるひと皿 Vol. 22】Instagramには見ているだけでおいしそうな料理写真を投稿している方がたくさんいます。その中から編集部が特に気になったひと皿をピックアップ! 簡単な作り方やおすすめポイントを教えていただきました。
秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」などいろいろな秋がありますよね。今回は、お菓子とコーヒーの写真を数多く投稿している「nanakocafe31」さんのInstagramから芸術の秋と食欲の秋が見事に融合した「美しすぎるチーズケーキ」をご紹介します。
「もともとは手作りお菓子とスペシャルティコーヒーを扱う自分のお店を持ち、その魅力を伝えられる人になりたいという気持ちからはじめました。今の私のテーマは『私なりの豊かな暮らしを育むこと』。私はパティシエに挫折した1人です。仕事にしている時よりも、趣味にして、独学だからこその大変さはありますが、今が1番お菓子作りを楽しめている気がします。自分のお家が自分の為の特別な空間、時間になる『おうちカフェ』の魅力、手軽さ、身近さを伝え、興味を持ってもらうきっかけになれたらうれしいです」
今回編集部が注目したのは、どの角度から眺めても美しく、見ているだけでも幸せになれる「バスレチーズケーキ」。味わいもあっさりしていて食べやすいと好評です。
1.バスクチーズケーキの材料を1つずつ混ぜていき、型に流し入れて焼成。
2.その間にレアチーズケーキ作っていきます。これも混ぜるだけです。
3.粗熱をとったバスクチーズケーキにレアチーズケーキを流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。
4.数時間後、ホイップクリームを絞って完成。
「冷やす時間は一晩かかりますが、作業自体は本当に簡単なので、自分へのご褒美や、ちょっとした手土産、友人の誕生日など、思い立った時に作れるのがいいところだと思っています。気軽に作れるのに、食べた時の満足度や評判はいいので、来客がある日や、おうちでゆっくり過ごしたい日の前日に作っていただきたいです」(nanakocafe31さん)
小学生の頃からお菓子作りを始めたという、nanakocafe31さん。1番好きなのがチーズケーキなのだそう。
「作るのはもちろんのこと、ドリップコーヒーにハマってから、スペシャルティコーヒーと一緒に食べるチーズケーキが1番だと個人的に思っています。ちなみにこのバスレチーズケーキにはアイスコーヒーが合いました」(nanakocafe31さん)
インスタ映えしにくいチーズケーキも、盛り付け方やデコレーションの仕方ひとつで芸術品に!ケーキはカット工程1つで印象が変わるため、しっかりと切れるナイフを温めて丁寧に1つずつカットしているそう。そのほか、白で統一されているシンプルなチーズケーキはあえて映えさせないように装飾品は少なめに。デコレーションをゴールドのピックのみにするなど工夫も欠かしません。
その名の通り、食べる人を幸せな気分にしてくれるnanakocafe31さんの「幸せのバスレチーズケーキ」。秋のティータイムにいかがですか?