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食の知恵

「食べる風邪薬」!?栄養価の高い「春菊」をおいしく食べる方法

【食材の効果的な食べ方 Vol.3】管理栄養士おすすめ食材の栄養素を、効果的に摂取する方法をご紹介。「栄養価」を高めるひと工夫とは? また、栄養素を損なわないようにする調理法は? 旬食材の栄養素を効果的に、おいしく食べられるコツをお届けします。

食べなきゃ勿体ない!栄養価の高い「春菊」はとても優秀!!

11月から3月にかけて旬を迎える「春菊」。独特の香りとほろ苦さがたまらないおいしさで、鍋には欠かせない野菜のひとつ。そんな春菊は栄養価が高く、漢方では「食べる風邪薬」といわれるほどとっても優秀なのです。

βカロテン豊富☆風邪予防にピッタリ

春菊には喉や胃腸の粘膜を健康に保つβカロテンが豊富に含まれており、風邪予防に効果的な食材です。

春菊の独特な香りの成分は、αピネンやペリルアルデヒド。自律神経を整えてリラックス効果を高めたり、胃腸の働きを整えて消化を助ける働きがあります。年末年始に向けてイベント盛りだくさんなこの季節はどうしても暴飲暴食しがちなので、春菊を食べて胃腸を休めてあげるのもおすすめです。

また、ビタミンCやビタミンEも含まれており、美肌や血行促進の効果も期待できます。

春菊の効果的な食べ方

春菊は、新鮮なものはサラダなどで生食するのがおすすめです。香りや食感が良く、たくさん食べられます。また、豊富に含まれるβカロテンは油との相性が良いので、さっと茹でて胡麻和えにしたり、油で炒めたり、天ぷらにしていただくと良いです。鍋など煮ていただく場合は、鶏肉などの動物性食材と一緒に摂ると効果的に栄養素を摂取することができます。

春菊独特の苦みは葉より茎の方が少ないので、きんぴらなどの炒め物や味噌汁の具に使うと美味しくいただけます。

おいしい春菊の選び方をマスター

春菊はなんといっても鮮度が重要です。葉や茎が全体的にみずみずしく、香りの強いものを選びましょう。また、茎が柔らかいものが新鮮で美味しくいただけます。春菊は傷みが早いのでなるべく早めに食べきるのがおすすめです。保存する場合は、乾燥しないよう濡れた新聞紙やキッチンペーパーでくるみ、袋に入れて立てて野菜室に保存しましょう。

執筆:早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

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