日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
2014年のお正月休みは、最大で9日連続の大型連休という方が多かったのでは?そんなに長い休みの後はなかなか普段のペースが戻りにくいもの。さらにこの3連休でも、なんだか料理する気が起こらない・・・になってませんか?そんなときに便利な食材が棚の奥に眠ってますよ!
常温で長い間保存しておける「乾物」。乾燥しているぶん重量も少なく、保存するのにスペースをとることがないのもいいですよね。 実は乾物のメリットは、それだけではありません。太陽の光に長くあてることで、生の状態よりも旨味と栄養が凝縮されているのです。
ここで「乾物」の種類別に含まれる栄養成分をご紹介しましょう。
もともとビタミンDのもとになる「エルゴスチン」を多く含むしいたけ。この「エルゴスチン」には、日光に当たるとビタミンDに変わる性質があります。干すことによって、そのビタミンDの含有量は増加するともいわれています。
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助ける重要な栄養素なので、これらの栄養素を多く含む食材といっしょに食べるとベストです。
大根を干すことで、その質量は生の状態の約10分の1にも。カルシウムやビタミン、鉄分、食物繊維が豊富な大根を、より効率よく取ることができるのです。
たんぱく質や良質の脂肪が多く含まれるだけでなく、ビタミンE・K、イソフラボンなど、女性にうれしい栄養素がたっぷり。水を吸ってよく膨らむので、料理のボリュームアップにも効果的です。
「乾物」にはこのように、現代人に必須の栄養素がたくさん含まれているのですね。
「乾物」はカロリーが低いものが多く、ダイエット中でも安心してたくさんの量を食べられます。また、食物繊維が豊富なので、便秘予防にもピッタリ。
多くの「乾物」に含まれるビタミン、カルシウム、鉄分などの栄養素がコレステロールの抑制効果をもち、生活習慣病予防に効果を発揮します。
歯や骨がつくられる時期のお子様には、特に栄養バランスに優れた食生活が必要です。週間の食事計画の中に「乾物」を賢く取り入れて、不足している栄養素を補いましょう。
「乾物」のもつマルチなパワーは、小さなお子様から中高年の方まで、幅広い年代に効果を発揮するのですね。
クックパッドでは「乾物」を使ったレシピが1005品(2014.1.9時点)もありましたよ。まずはあったかスープレシピから。
次はメインにもなりそうな、ボリュームありの一品です。
いかがでしたか?時短と栄養バランスのよさを兼ね備えた食生活で、年始のバタバタもうまく乗り切りましょう! (TEXT: 大住奈保子/ライツ)
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