【今日から使える!よちよちよさんの節約・かさまし・時短料理vol.2】クックパッドアンバサダーとして活躍するよちよちよさんは、食べ盛りのお子さん3人のママ。家族も大満足できて、お腹もいっぱいになる節約アイデアレシピをご紹介します。
こんにちは!クックパッドアンバサダーのよちよちよです。 2023年もまだまだ続くといわれている食品の値上げ。 おいしいものを食べたい、でも食費をおさえたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは家族で食べられる節約&かさましレシピ「ずるい手巻き寿司」です。「寿司」というと高価なイメージがありますが、うちの手巻き寿司は実に安価。“ずるい”という名前には理由があります。
特別な食材がなくても大丈夫。冷蔵庫にあるものや安価な食材で手巻き寿司のワクワクが十分に味わえますよ。 そして作り方の工程にも仕掛けが。酢飯作りは炊飯器で1発、具材の玉子焼きだってフライパンで1発で作ってしまいます。
まずは酢飯から。炊飯器に米、酢、砂糖、塩を入れた状態で水を入れ、炊飯スイッチオン。炊けたら混ぜれば、はい完成!
あっという間ですね。ちょっとだけご注意いただきたいのが、炊飯器に酢の匂いが移ることがあるので、お早めにお皿に盛ることです。
続いては具材。
通常の手巻き寿司は玉子焼き器で丁寧に焼きますが、私はちょっとズボラにずるい方法で作ります。
卵3つ分の卵液をフライパンへ一気に流し込み、オリャー!っと丸めて、はい完成!
ただ、手巻きにするには若干ゆるいのでもう1分間焼きます。
そして、ここでさらにもうひとワザ。
私は「フライパンの空いている箇所がもったいない!」と感じてしまうので、空いた部分で切ったウインナーも焼いてしまいます。
ウインナーは細く切ることで本数が多くなり、量も増えたような印象になりますよ。
この“ウインナーの法則”(私の造語です)に従い、先ほどの玉子焼きやキムチ、カニカマも細かく切ります。
スライスチーズは個包装のフィルムごとハサミで切ります。この方が衛生的かつ切りやすい!
食べる際、チーズの形が崩れないよう、フィルムをゆっくり剝がすことで、食べすぎてしまう私には程よいひと呼吸にもなっています。
また、冷蔵庫で余りがちなキャベツや納豆、梅干も立派な具材になります。
キャベツは海苔より一回り小さく切り、ラップを巻いてレンチンすれば、はい完成!
キャベツのシャキシャキ食感で食べごたえが出て、食べすぎ防止にもなります。手巻き寿司は野菜が不足しがちなので、うちでは必ず家族全員キャベツも食べるようにしています。
納豆は付属のタレを混ぜれば完成!
梅干はラップに包んだ状態で種と実に分け、包丁の背で実を叩いたら梅肉の完成です。
その他にも、鮭フレーク、漬物、とろろこんぶ、きんぴら、ふりかけ、焼いた肉、煮物…など、なんでも手巻き寿司の具材になります。なんなら、海苔の代わりにキャベツで具材を巻いてもOK! 楽しみ方は無限大なので、豪華なお刺身がなくても十分ですね。
うちでは、平日の夕方には必ず「夕飯なに?お腹すいた~」と、子ども3人のグダグダタイムが始まるのですが 「手巻き寿司パーティーだよ!」というと「いえ~い!」と跳んで喜びます。「パーティー」というと、それだけで嬉しい気持ちになるようです。 スライスチーズをハサミで切ったり納豆を混ぜたりと、自らお手伝いをしてくれるので、このレシピには子どもとも一緒に作れる仕かけも色々盛り込まれているんですよ。
手巻き寿司パーティーが始まれば「これとこれの組み合わせがおいしいよ!」「冷蔵庫にあったあの野菜をはさんでもいい?」など自然とワクワクした会話も生まれます。
食品の値上がりでため息が出そうな毎日ですが、 家にある安価な食材を少しずつ集めれば、こんなに華やかで家族がワクワクするパーティごはんタイムが始まります。 平日でも気軽に楽しめる『ずるい手巻き寿司』、ぜひ家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。
クックパッドアンバサダーとして活躍中。
食べ盛りのお子さん3人も満足する、節約・かさまし・時短料理が得意で、いつもあっと驚く楽しいレシピを提案しています。子どもたちの偏食をなくす為のアイデア料理も多数。
【instagramはこちら】@cooking_yocchi