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コラム

不摂生女子からの華麗なる転身!健康と理想のスタイルを手に入れた「食事8割・運動2割」のボディメイク術

【連載 あすけんのある生活 vol.4】 あすけんを始めたきっかけや使い方のコツ、人生に起きた変化など、さまざまな方の「#あすけんのある生活」をお届けします! 第4回目は、不摂生な生活からくる身体の不調と乱れが気になったことで一念発起し、健康的な生活と体型を手に入れたゆかさんのお話です。

ダイエット目的でジムに入会したら、まさかのボディビル専用!

ーーフォロワーが3万人以上いるInstagramでは、鍛えられた肉体とともに健康美について発信されていますが、ボディメイクに目覚めたきっかけは何だったのでしょうか?

もともと美容師をしていたのですが、とにかく忙しく、ギリギリに起きて朝食は抜き、昼食は仕事の合間に簡単にすませ、夜は遅い時間に暴飲暴食することも。休みの日は疲れて1日寝ているような生活でした。

そんな絵に描いたような不摂生な生活を送っていたこともあり、常にむくみやアレルギー、頭痛などの不調に悩まされていたんです。健康に不安を覚えたことと、体型のゆるみも気になり、ダイエットも兼ねてジムに入会したのが10年前です。

ちょっと体を動かせたらいいなくらいの気持ちで入ったのですが、行ってみたらまさかのボディビル専用のジムで!(笑)

ーーええ!それはびっくりですね。通常のジムとはどう違うのでしょうか?

右を見ても左を見ても、バッキバキに鍛え上げられた肉体の人がわんさかいるわけですよ。凄い身体を目の当たりにして、ただただ圧倒されました。それまではとにかく痩せていることが“キレイ”につながると思っていたのですが、そうではない健康的な美しさがあることを知り、興味を持ちました。

ーーそのジムに通ったことで、今の鍛え上げられたスタイルができあがったのですね!

いえいえ、そんなに順調でもなく。当時はアレルギーの一環で汗をかくとじんましんが出ることがわかり、残念ながらジムは退会することになったんです。ただ、筋肉を鍛えるための動きや正しいフォームなどはこの時に覚えました。

その後もダイエットを試みてはうまくいかなかったりを繰り返していたのですが、コロナ禍になったこともあり、家でできることとして食事管理に目を向けたんです。最初はとにかくカロリーを減らして痩せようと思いましたが、なかなか思うようにいかず…

あすけんを始めて感じた体調の変化

ーーダイエットがうまくいかなかったとのことで、その後どうしたのでしょうか?

ある時テレビで、ラーメンを食べるなら素ラーメンを一杯食べるより、麺を減らしてチャーシューを食べる方がいい、というようなことをやっていたんです。私の中ではチャーシューはカロリーが高く、具のないラーメンを食べた方が痩せると思っていたので、目から鱗でした。そのくらい知識がなかったんですよね。そこで栄養バランスに興味を持って、辿り着いたのが『あすけん』でした。

さっそくダウンロードして普段の食事内容を入力してみたら、点数の悪さにびっくり! たんぱく質は不足しているのに脂質はかなりオーバー、ビタミンなんてほとんどなし(笑)。そこからはAI管理栄養士の未来さんのアドバイス通りに食材を選び、足りなければサプリも取り入れ、なんとかして100点をとってやろうと奮起しました。

ーーそれまでの食生活からずいぶん変わったのではないですか?

すごく変わりましたね。 お菓子をごはん代わりにすることもあったくらいなので、最初はどういう食事が良いものなのかわからない。なので、事前に食べたいものをあすけんに入力し、栄養バランスを確認してから実際に食べるというふうにして学んでいきました。

そんな生活をしばらく続けたら、身体が変わってきたんです。あくまで私の場合ですが、頑固な便秘で常にカチカチだったお腹はお通じが良くなったことでへこみ、長年悩まされていた偏頭痛や、しょっ中できていた口内炎も気づけばしばらくできていないな…と。汗をかいたら出ていたじんましんも治まりました。

それまで実は「あすけんてどうなの〜?」って半信半疑だったんですが(笑)、栄養バランスの大切さを身をもって感じたことでその後も続けようと思いました。使い始めてから体重も3kgほど落ちましたが、それよりも体調が良くなったことが印象的でしたね。

美ボディを作り上げたのはスキマ時間での自宅トレーニング

ーーでは、筋肉はどのようにして鍛えたのですか?

定期的にジムで鍛えてるというわけではなく、仕事や家事のスキマ時間にできることをやっているだけです。よく行うのはフィットネスバンドやアブローラーなどを使ったトレーニングや、フォームローラーでのストレッチ、プランクなどの自重トレーニングですね。

時間がある時はフィットネスバイクを1時間漕いだり、ヨガをしたりもしますが、すべて自宅でできることです。

右は週2でジム通いしながら摂取カロリーを減らしていた頃。左は食事管理を中心に宅トレに切り替えてから

ーースキマ時間の運動だけでそんなに腹筋が割れるとは、にわかには信じ難いのですが…!

体重が落ちて余分な脂肪が減ったことで腹筋が浮き出てきたのはありますが、私の身体づくりは食事管理が8割で、運動は2割。あすけんで「あす筋ボディメイクコース」を選択しているので、高たんぱく低脂質を意識し、プロテインを飲んだりはしていますが、ストイックに鍛えるというよりは自分のできる範囲で行っている感じです。

あとはヨガで習った呼吸法を意識していて、これはいつでもどこでもできるのでおすすめですよ。

ーーそれでもやっぱり信じられません! 本当に運動はそれだけですか?

本当です(笑)。ただ、 私はボディビル専用ジムで教わった動きが基礎になっているので、家でトレーニングする際にも効率的な筋肉の鍛え方がわかっているというのはあるかもしれませんね。

あとは忙しかったり気分が乗らない時など短時間しかできない時もありますが、少しずつでも継続することが大事だと思っています。

ーーInstagramではおいしそうな料理写真も多く、食事に配慮しているのが伝わってきます。

美容師から転職して時間に余裕ができたこともあり、料理は結構しています。自炊の時は栄養バランスが整いやすい和食が多いですね。意識しているのは基本的なことですが「ま・ご・わ・や・さ・し・い」(※)。豆類、ごまやナッツなどの種子類、わかめなどの海藻類、野菜、魚、しいたけなどのキノコ類、そしてイモ類。なるべくこれら7つの食材がとれるように心がけています。

ある日のおうちランチ。しらす雑穀ごはん、厚揚げとしめじのみぞれ煮、豚汁、ブロッコリーとミニトマト、野菜のピクルス、みかん。料理は好きで、料理アプリへ投稿もしている

ジャンクフードは昔はよく食べていましたが、栄養バランスがとりづらいという理由で自然と食べる回数が減りました。けれど禁止しているとかではなく、時にはラーメンが大好物な夫と一緒に食べに行ったり、心行くまでお酒を楽しむ日もあります。

我慢ばかりだと何事も継続するのは大変ですよね。私のモットーは、楽しみながら細く長く続けること。たまには何も気にせずに好きなものを食べて体重が増えたとしても、それは一時的なもの。いつもの食生活に戻せば身体も徐々に戻ることを経験として知っているので、気持ちに余裕を持って過ごせています。

ーーほかによく食べるものなどはありますか?

炭酸水をよく飲みます。以前は炭酸ジュースが手放せなかったのですが、シュワッとした爽快感が好きなだけだと気づいてからは炭酸水に変えました。飲むとお腹が膨れるので、食べ過ぎ防止にもなっています。

あとは最近、豆を使った麺や糖質控えめパンなど、体型管理に便利な食べ物が増えましたよね。ちょっと食べ過ぎたなという時にはそういったものを頼ったりして、工夫しながらバランスをとるようにしています。

目指すは、おばあちゃんになっても動ける身体

ーーこれからの目標や目指していることは何でしょうか?

最終的に目指しているのは、おばあちゃんになっても健康で動ける身体でいること! そのためには先ほどもお話した通り、食事管理や運動などのメンテナンスを続けていくことが大事だと考えています。

あすけんも最初こそすべて正確に記録しようと躍起になっていましたが、今はだいたいの摂取カロリーと栄養バランスがわかればOK。自分に栄養の知識がついて感覚的にわかるようになったこともありますが、あまり根を詰めずに取り組むのが、あすけんを長く続けるコツかもしれません。

普段は「あす筋ボディメイクコース」ですが、たまにコースを変えて気分転換をしたりもします。目的が変わると内容も変わるのでおもしろい。このコースではたんぱく質量はこのくらいでいいのか、など勉強にもなるし新鮮です。

あとはコロナが落ち着いてきたので、ジムを再開しようと思っています。本格的にトレーニングをするなら目標を持って、ボディメイクの大会を目指してみたいという気持ちも湧いてきました。

ほかにも栄養学や薬膳の勉強もしてみたいですし、細く長くと言いつつも、やりたいことがたくさんあってどうしましょう(笑)。

再びジムに通い始めたら、これから鍛えたいのは「肩」だそう

ーー最後に、ダイエットや健康管理に励む人にアドバイスがあればお願いします。

痩せたいけど何をしたらいいかわからないとか、ダイエットがうまくいかないなどあれば、まずは無料版でいいのであすけんを継続して使ってみることをおすすめします。自分の食事内容や栄養状態が客観的に把握できるので、そこから何かが見えてくると思いますよ。

「まごわやさしい とは」(あすけん用語集)(あすけん公式サイトに移動します)

取材・執筆/城石 愛

※本記事は、AI食事管理アプリ『あすけん』の「ダイエットの知識」コラムからの転載記事です。

AI食事管理アプリ『あすけん

ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。

▶︎アプリダウンロードはこちらから!

【PC・スマホサイト】https://www.asken.jp/
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