日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
“日本のお母さん”として、たくさんの家庭料理のレシピを伝えてくれた料理研究家の小林カツ代さんが、1月23日にお亡くなりになっていたことがわかりました。
白いシャツに黒いエプロン姿で、やさしい笑顔が印象的だった小林カツ代さん。結婚を機に料理に目覚め、もともとは主婦として家族の毎日の料理をつくっていたのが、テレビ出演をきっかけに料理研究家として有名になったのだそう。
手に入りやすい調味料で、わかりやすい手順。どこの家庭でもつくれるような料理が特徴で、まさに家庭料理のプロ。彼女の料理本は、「母から嫁入りに持たせられた」「ひとり暮らしをする際に初めて買ったレシピ本」なんて声もよく聞かれます。
それもそのはず、カツ代さんの料理本は200冊近く出版されているとか。一度はつくったことがあるという人も多いのではないでしょうか。
クックパッドにもカツ代さんの料理からヒントを得て思いついたというレシピが複数投稿されており、生前、「私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね」と話していたというカツ代さんの思いが届いているかのようです。
昨日訃報を伝えた、カツ代さんのレシピを紹介するサイト「KATSUYOレシピ」はこう伝えています。
「どうか、今夜もおいしいカツ代レシピを食卓にのせ、若い人や未来の子供たちにレシピを伝え、日本の家庭料理を伝承していっていただけたら、何よりです。」
家庭料理の尊さを教えてくれた小林カツ代さん。
クックパッドからも心よりご冥福をお祈りいたします。
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