すっかり気温の高い日が続いており、冷たいものが恋しくなる今日この頃です。 ビールや清涼飲料など、冷やして美味しいドリンクも良いですが、 たまには、「和の心」でひんやりしてみるのはいかがでしょうか? 今回は、凍らせて美味しい和菓子をご紹介致します!
噛んだ瞬間は固いですが、口に入れると溶けてきてひんやり・モチモチ食感を味わえます。冷やす事で甘味が少し減り、みたらしの部分がキャラメルのような粘度を持つようになります。
カチカチになるので少し常温で溶かしてからお食べください。シャリっとした濃厚あずきアイスのようになり、ちょっぴり上品な一品に。冷たい緑茶との相性も抜群です。
生地は柔らかいままで、凍ったあんこがシャーベットのような食感になります。全体的にしっとり感もアップして、普通に食べるよりも美味しい食べ方だと言う人もいるようです。
広島県のお土産の定番といえば、もみじ饅頭。こちらは公式に冷凍して食べることを推奨されているほどです。皮はもちもち感を残したままで、甘さ控えめのあんこの新食感が楽しめます。
もなかは既にアイスとしての商品がありますね。パリッとした皮の部分はしっとりし、アイスの部分がなくても粒感のある小豆が口の上で温まり、まろやかな甘さが広がります。
普段洋菓子を食べることが多い方も、たまにはひんやりした和菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか♪
味覚研究家。AISSY株式会社代表取締役社長 兼 慶応義塾大学共同研究員。味覚を数値化できる味覚センサーを慶大と共同開発。味覚や食べ物の相性の研究を実施。メディアにも多数出演。ブログ『味博士の研究所』で味覚に関するおもしろネタを発信中。