【意外と知らない】リンス、トリートメント、コンディショナーの違いって何！？

2015年08月16日更新

知っているようで知らないリンス、トリートメント、コンディショナーの違い

シャンプーは分かりやすいですが、ドラッグストアやスーパーで並ぶリンス、トリートメント、コンディショナーの違いって何かわかりますか？普段何気なく使っていますが、違いを知るとより効果的に使う事ができますよ！

リンス

髪の表面を油分でカバーし、シャンプーの後の髪のきしみを防いで、手ざわりをよくする効果があります。また髪の水分の蒸発をおさえてくれます。毛髪の内部には作用しないのが特長。

トリートメント

リンスと同じ効果がありますが、毛髪の内部にまでタンパク質成分を浸透させることができるので、ダメージ部分に栄養を補給する事ができる。

コンディショナー

髪の表面をカバーするという点ではリンスに近いが、リンスよりも髪の表面のコンディションを整える力が強いのがコンディショナー。

最近のシャンプーの傾向

昔は洗浄力の強いシャンプーしかなかったので、洗い上がりがゴワゴワしている髪をしっとりさせるためにリンスが必要でした。しかし現在では、シャンプーもマイルド成分を含んでいる商品が多くなり、リンスが本来持っていた働きを持ち合わせるシャンプーも増えてきているようです。

そしてそのかわりに、リンスのように髪の表面を保護しつつも、それにプラスして洗い上がりの髪にしなやかさやコシを加える力などを合わせ持っているコンディショナーがリンスのかわりに使われる傾向に。

ただ、そうはいってもコンディショナーはリンスと同様、髪の中にまで作用する力を持っていないので、特にダメージが気になる人にはトリートメントを使うことをお勧めします。

リンスとトリートメントを効果的に使うコツ

リンスとトリートメントの両方に言えることは、毛穴に油分を残してはいけないということです。シャンプーは、頭皮の油分や汚れをとるために髪と毛穴の両方を洗うようにするものです。同じようにして、リンスやトリートメントも髪と毛穴の両方につけてしまったらどうなるでしょう？毛穴からは、毎日必要なだけ油分が出ているのですがこれに加えてリンスやトリートメントの油分が付着したら頭皮と油分のバランスは崩れてしまうのです。リンスとトリートメントは根元にはなるべくつけず中間～毛先を中心につけるようにしましょう。　また、リンスはトリートメントと違って時間をおいても髪の内部まで浸透しないので髪になじませたら、そのまま洗い流してかまいません。それとは反対に、トリートメントは時間をおくことで髪の内部に浸透することができます。

リンスインシャンプー使用の注意点

リンスインシャンプーは手軽と言う事で使っている方もいると思います。確かに工程が少ないので便利ですよね。ただ、シャンプーは頭皮を洗浄するもの。リンスは毛髪を保護するもので、この２つの働きは本来は相反するものです。リンス成分が入ったシャンプーで頭皮を洗う事は頭皮にとっては余計な油分を残す可能性があるので、リンスインシャンプーを使った後は、頭皮を中心にしてよく成分を流すように心がけてください。

また、カラーやパーマをされている方はサロンでの内部補修トリートメントをすることをオススメします！

自宅で使用するシャンプー＆トリートメントに関しては、ヘアドクターでもある美容師さんに相談して自分に一番あったモノを選んでもらいましょう！

監修：apishAOYAMA

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2015年08月16日更新

連載: apishAOYAMAのヘアコラム

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