胸が大きい、というと一般的には女性らしくセクシーといったよいイメージがありますよね。 でも実際には、胸が大きすぎることで悩んでいる方も意外と多いのです。その理由は、バストばかりが目立ってしまい恥ずかしい、流行の服が似合わない、といった見ための問題に加えて、肩こりがツラいといった体のトラブルも……。今回は、そんなバストと肩こりの関係について、お話を伺いました。
あくまで参考値にはなりますが、一般的にいう小さ目のバスト、例えばAカップであれば、片方が70g程度といわれているので両方で140gということになります。一方、自他ともに認める巨乳、例えばFカップの胸の場合には片方で810gと言われているので、左右で1.5kgを越える計算に。 サイズによって重さがかなり異なるので、肩がこるのも当然といえそうです。 実際、胸を支えている大胸筋が重みに引っ張られてしまうこと、それにつられて肩の部分にある僧帽筋も引っ張られる形になることから肩こりを起こすことが知られています。つまり、骨格、筋肉量などその他の条件が同じなら、胸が大きい=重いほど肩が凝りやすい、とい考えても不思議ではありません。
ただ、胸が大きすぎて僧帽筋まで引っ張られてしまう女性は、それほど多くありません。じつは、大きな胸そのものが肩こりの原因になっている、というよりはブラジャーの形や肩ひもの調節がうまくいっていなかったり、胸が大きいことが目立たないように猫背気味になっていることで肩こりを起こしていることの方がはるかに多いのではないかと考えられています。
こういった場合に、対策として考えられることは、まず胸の形、大きさに合ったものでできれば胸の重みが分散するもの、太めの肩ひものブラジャーを着けること。また、姿勢を良くすることや、胸を支える大胸筋などの筋トレをすることも肩こり改善効果があります。
胸の大きさにコンプレックスを抱くあまり、猫背になってしまってはかえって体の負担です。胸を張って、堂々とする。そして、ブラジャーのサイズや形を見直して、肩こりに別れを告げて! そして、思いっきり夏ファッションを楽しみましょう。
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