肌寒くなってくると、身体が冷え老化の症状も進みやすくなります。
下半身が冷える、疲れやすい、血行不良による肩こりやシミ・クマなどが気になる人はいるのではないでしょうか?
こんな症状におすすめなのが、今が旬の栗です。
栗には、胃腸のはたらきを整えて、栄養の吸収を促し、血の巡りも良くして身体を元気にしてくれる食材です。身体を温める作用があるため冷え症の人にもおすすめです。
加齢が原因の足腰の衰えや頻尿、難聴、耳鳴りの改善にも効果があるとされていて、少しずつ食べることで老化の抑制が期待 できます。
栗は、大量に食べると消化不良を起こすことがあるので、食べ過ぎには気を付けましょう。
漢方医学では、生まれつきのエネルギーが減ることで老化が進むと考えられます。
冷えは生まれつきのエネルギー浪費させる原因のひとつです。下半身には、老化防止のためのツボがたくさん集まっているために、特に下半身を温めることが重要です。
お腹のへその下や、腰、足首を温めるように心掛けましょう。
具体的には使い捨てカイロなどで温める、半身浴をする、レッグウォーマーをするなどを取り入れましょう。
アンチエイジングに良い 栗・黒豆 を組み合わせたおこわです。
栗を使って料理を作る時には少し甘い味の料理が良いでしょう。温かい料理が向いています。
自分で黒豆を煎るのは面倒という人は、市販の煎り黒豆や、蒸し黒豆などを加えると手軽ですね。
栗ごはんを作る際には、黒豆も加えるとアンチエイジング効果がアップします。ぜひお試し下さいね。
漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。