日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
6月はムシムシ、じめじめした日が続きますね。こう毎日湿度が高いと、とたんに食欲が落ちて、さっぱりしたものが食べたくなります。かといって、いつも冷やし中華やそうめんだと飽きてくるし……。そこでふだんは熱々で食べるけど、冷やして食べてもおいしいアレをご紹介します。
おでんといえば冬にさそわれるメニューのひとつ。「熱々」という表現がぴったりですよね。だけど、冷やしても意外といけるんです!
大根、厚揚げまたはがんもどき、なす、こんにゃく、枝豆、プチトマトを具に。大根や厚揚げ以外は、夏らしい食材を使っています。 だしをとったあと、具を5分ほど煮込むだけ! 大根はあらかじめ電子レンジで加熱して時短。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてからいただきます。この冷やし時間に味がしみ込むので、煮込む必要がないのです。火を長い時間使いたくない季節にぴったりですね。
食欲がなくてもさらさらいけちゃうのがお茶漬け。でもこちらもやっぱり冷たいのが今の季節はうれしいですよね。
きゅうりを細かく刻みます。
ここできゅうりに顆粒だしとごま油を手でもみ込むのがポイント。
薄切りのみょうが、手でちぎった梅干し、柴漬け、じゃこなどを用意。
柴漬けもきゅうりと同じくらいに刻みます。
あとは洗ったご飯に具をのせ、冷たい緑茶をかけたら、いりごま、刻み海苔、わさびをトッピングするだけ♪
そうめんを茹でて冷水にとり、水けをきります。器に盛ったら、大根おろしと冷茶と塩こんぶを混ぜたものをかけ、食べやすい大きさに切ったうなぎとみょうが、かいわれを盛り付けたら完成☆ 料亭で出されてもおかしくない上品な味が魅力。
冷やし汁というと宮崎県のものが有名ですが、今回は秋田県の郷土料理というこちらをご紹介!
冷やしただしにみそを溶かし、塩もみしたスライスきゅうりと、みじんぎりした青しそを入れます。冷たいだし味が食欲をそそります。
冷やしみそ汁などがあるように、夏に冷たいものを食べるのは昔からの知恵。冷たいジュースやビールなど水分ばかりとっていると胃液が薄まり、余計に食欲を減退させることも。今回紹介した「冷やし○○」はどれも栄養もバランスよくとれるのでおすすめです!(TEXT:松崎祐子)
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