日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
春の食べ物といえば、緑の綺麗な春野菜が代表的ですが、実はフロリダ産のグレープフルーツもこの時期旬を迎えます。綺麗に皮をむいたグレープフルーツはとってもジューシーでキラキラしていて、すぐに食べてしまいたくなりますよね!しかし、そこをグッとこらえて1日待ってみてください!
こちらのレシピによると、グレープフフルーツの皮をむいて1日寝かせるとさらに美味しくなるらしいのです。実際につくれぽ(みんなの作りましたフォトレポートのこと)にも「苦味がなくなった気がします!」「砂糖なしでもとっても美味しかったです」など1日寝かせることで、美味しくなったと実感している声が続々と寄せられています。
置いておくだけで美味しくなるなんてとっても魅力的!ということで、今回は実際にこの方法を試してみたいと思います!
グレープフルーツは、半分にカットして専用のスプーンですくって食べる人も多いと思います。ですが、今回の実験のために、ひと房ずつむいてみました。
1.グレープフルーツの皮に切り込みを入れる。
2.皮をむいたらわた(白い部分)もできるだけ綺麗に取る。
3.綺麗に切り込みを入れて、
4.薄皮をむく。
とってもジューシーで美味しそうにむくことができました!こんな風にカットすれば、お弁当のデザートにもぴったりですね。さて、このグレープフルーツを3日間に分けて食べていきますよ!
まずは、皮をむいてすぐに食べてみました。ジューシーでとっても美味しいですが、甘みよりも酸味の方が強いです。
次は一日置いたもの。食べてみると…んん!?前日に食べたものよりもちょっと甘く感じます。酸味と苦味が柔らかくなって美味しさが増したようです。3日目はもっと美味しくなるのかな?
美味しさが増すと思いきや、ここまでくると2日目の味と変わりませんでした!
この結果を受けて、編集部の他のメンバーも「むいてすぐのもの」と「むいてから1日寝かせたもの」の2つを食べ比べてみました。
すると「酸味と苦味がマイルドになったせいか、甘味が増したように感じる」というメンバーもいれば、「酸味はやわらいだ気がするけど、甘くなったわけじゃない」「酸味と苦味は確かに減ったけど、むきたてのほうが味にパンチがあって好きかも…」という意見のメンバーもいるなど、様々な意見が飛び出しました。また、編集部の実験では、甘味の強いルビーよりも、ホワイトのほうが味の差がわかりやすいということになりました。
味覚の感じ方は人それぞれ。1日寝かせたグレープフルーツの味がどんなふうに変化するか、あなたも試してみませんか?
料理家。
大学卒業後、「西洋料理」という本を手に取り衝撃を受け、この仕事がしたいと思い立ち上京。料理家アシスタントを経て独立。現在、雑誌やWEBの料理製作、レシピ提供、ケータリングなどを行う。
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