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シンプルな料理ほど実はゴマカシがきかず、作るのが難しいと聞いたことがあります。みんな大好きなポテトサラダも、マッシュしたポテトに塩コショウ、マヨネーズをあえるだけのシンプルレシピながら、パサパサしやすい、ベチャベチャしてしまうなんて悩みもよく聞きます。今回はその定番中の定番、ポテトサラダを本当に美味しく作るとっておきの秘訣をご紹介します。
6月24日放映のNHK「あさイチ」は、定番中の定番レシピ「ポテトサラダ」の特集でした。番組では、「ポテトサラダ」にありがちな悩みを解決すべく、いろいろな方法を紹介していましたよ。
まず「ポテトサラダ」で多い悩みが、ベチャベチャになってしまうという悩み。悩み解消のポイントは、じゃがいものゆで方にあるそうです。プロはじっくりとお鍋で40分煮たりできますが、家庭でそれをするのは大変。そこで紹介されたのが、おなじみ電子レンジ活用術。ポイントを簡単にご説明しましょう。
①じゃがいもは水でよく洗い、表面に水けを足して、皮付きのままラップでふんわりくるむ
②レンジに置くときは、じゃがいもを離しておく
③レンジにかける時間は、じゃがいもの大きさにあわせて4~6分
④電子レンジから取り出したら乾いたふきんでくるみ、火が通っているかふきんの上から軽く押して確認。そのままふきんで3分以上蒸らすのがポイント!
なぜふきんで蒸らすのかといえば、電子レンジのマイクロ波は均一ではないから。電子レンジから出したじゃがいもをふきんで蒸らすことで、加熱ムラが解消でき、ホクホクになるのだとか。ただし、すぐにじゃがいもにマヨネーズをかけるとベチャベチャになってしまうので、粗熱をとるのをお忘れなく。
次に多い「ポテトサラダ」の悩みは、パサパサ&
ボソボソするという悩み。これには、電子レンジにかけたじゃがいもが冷めないうちに、「酢」と「砂糖」で味付けすること。そして酢、砂糖、全体に混ざりやすいように水を加えるのがポイント。
じゃがいも100gあたりに、酢小さじ5分の1、砂糖小さじ5分の1、水小さじ5分の4を入れることで、パサパサ感がなくなってしっとりと美味しい「ポテトサラダ」に仕上がります。
なぜ砂糖を入れるとボソボソにならないかというと、砂糖を加えることで保水性が高まるからなんだそう。
番組ではカロリーオフのテクも紹介されていましたよ。ポイントは意外な食材を使うこと。それはなんと長芋とヨーグルトと昆布茶。
長芋は皮をむいて電子レンジで加熱後、ポテトに加えます。そこにヨーグルトを加え、さらに昆布茶をプラスしてよくかき混ぜるだけ。長芋で粘り、ヨーグルトで酸味、昆布茶でコクを加えることで、マヨネーズの使用量を大幅にカットできるのだとか。
ちょっとした技ですが、これはマネしてみたいですね。他にもカロリーダウンのテクがないか?探してみましたよ。
ポテトサラダをたくさん作り過ぎてしまった…という人には、「ポテトサラダ×リメイク」で検索してみてくださいね。簡単リメイクで翌日のメイン料理に! (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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