1年半で24kgのダイエットに成功した、ダイエットカウンセラー大西ひとみです。生理前になると、身体がだるくなったり、お腹が張ったり、お腹が痛くなったり・・・身体の不調に追い打ちをかけるように体重が増えたり、食欲が抑えられなかったりで、気持ちがめげてしまって、ダイエットを止めてしまうきっかけになりがちですよね。今回はそんな時期を上手に乗り越える方法についてお話したいと思います。
生理前の症状の事をPMS(月経前症候群)と呼ばれています。この時期になると、女性ホルモンの1つプロゲステロンと呼ばれるホルモンの分泌が急激に増え始めるのです。 生理前に体重が増えてしまうのは、このプロゲステロンの分泌量が増える事で起ります。
プロゲステロンの分泌量が増えると、代謝が悪くなり、身体が溜め込みモードになります。体内の水分、塩分を蓄えて脂肪の代謝を遅らせようとするのです。それによって体重が増えたり、身体が重く感じたり、むくみ、便秘などが起きてしまい、1〜3kg程度体重が増えてしまったりします。
PMS中に増えた体重のほとんどは水分で一時的に増えただけであって、増えた体重と同じだけの脂肪が増えている事にはならないので、体重が増えたからといって落ち込まないで◎
この時期に最も気をつけるべき事は、『いつもより増えてしまう食欲』をどうコントロールするかです。生理中だからと諦めて、好き放題食べてしまったら生理がくるたびに体重がどんどん増えていってしまいます。
この時期は代謝が悪くなっている事もあるので、すぐに脂肪蓄積されやすいパンやご飯、甘いものなどの炭水化物の過剰摂取は、むくみ、脂肪蓄積の両面から見てマイナス効果を生んでしまいます。とはいっても、身体が炭水化物系の食べ物や甘い物などを欲しがち。そんなときは、おすすめの食べ物で上手く乗り越えて。
食物繊維を多く含む食事を意識して、長時間お腹が満たされている状態をつくることが大切です。食物繊維にはこの時期になりがちな便秘などの症状を改善してくる効果も。 どうしても甘いものが食べたくなったら、ココアを使ったチョコレートなどのスイーツがおすすめです。ココアにはカカオ豆に含まれるテオプロミン(テオブロミン)という成分が含まれていて、気持ちをリラックスさせたり、食欲を抑制してくれる作用があるのです。甘さ控えめのチョコレートなどを用意しておくと◎
PMS中の代謝が悪くなっている状態での運動効果はあまり望めません。だからと言ってPMSを理由に全く何も身体を動かさないのはNG。また逆に、代謝が悪くなっているからといつも以上に頑張って体重を維持しようとするのもやめましょう。身体と気持ちが続かなくなり、結果的にダイエット失敗につながってしまいますよ!
この時期は、体調が優れない時は無理をしないことが大切。ストレッチなどの気持ちよさを重視した運動で身体を動かしてみるだけでも、気持ち的にも体調的にも随分違ってくると思います。毎月おつきあいしなければいけない事。気長に、どうやって上手くつきあって行けばいいのかを見つけながらこの時期を乗り切りましょう。
過去にストレスで78キロまで太り、1年半でマイナス24キロのダイエット成功経験の持ち主。アメリカでパーソナルトレーナーとして9年間活動し。帰国後、ダイエットに関する様々な著書を執筆。その他、雑誌、ラジオ、テレビ、インターネット講演会などの様々なメディアでダイエット指導者として活動を行う。傍ら、ダイエット食品をはじめとする商品開発にも携わり、近年はパティシエの専門学校を卒業し、ダイエットをしながら太らない美味しいスイーツを提案している。 公式サイトはこちら
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