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10月20日は10(とう)20(はつか)にちなんで「頭髪の日」です。ご存知ですか?これは社団法人 日本毛髪科学協会が毛髪や頭皮に関する知識の普及を目指して制定した日なのだそうです。
女性にとっても、男性にとっても髪は大切な体の一部。美しく健康的な髪を作るにはヘアケア商品でお手入れすることも大事ですが、食生活も大いに重要です。なぜなら髪は食事で摂った栄養素で作られているからです。
では健康で美しい髪を作るために必要な栄養素を具体的に見ていきましょう。
髪の毛の成分80%以上はたんぱく質でできています。ですから健康的な髪の毛を作るには、たんぱく質は欠かせない栄養素といえます。たんぱく質には動物性たんぱく質(肉、魚、卵)と植物性たんぱく質(大豆他豆類)があり、どちらもバランスよく摂取することが重要。ただし、脂の多い肉類を食べ過ぎると、血流を悪くなり頭皮まで栄養が行き届かず健康的な髪を作れなくなるため、肉類ならば脂肪の少ない鶏ささみや鶏むね肉、豚もも肉、豚ヒレ肉などを選ぶように心がけましょう。
DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)、アルファリノレイン酸などのオメガ3脂肪酸は血流を良くし、頭皮まで栄養を届けるほか、乾燥に負けないなめらかでつややかな髪を作ります。青背魚(あじ、さんま、いわし、ぶり、さばなど)、サーモン、ナッツ類、亜麻仁油、シソ油に多く含まれているため、積極的に取り入れたいですね。
栄養は血液によって細胞まで運ばれるため、血行が悪いと健康的な髪を作る頭皮まで十分な栄養が供給されません。ビタミンEには、末梢血管を拡張し、血行を良くする働きがあるため、頭皮に栄養を届けるのを助けてくれます。多く含まれる食材 はサーモン、うなぎ、ツナ、南瓜、アーモンド、ごまなどです。特に、野菜の中でビタミンE含有量トップクラスのかぼちゃや取り入れやすいアーモンドはおススメです。
亜鉛には食事で摂ったたんぱく質から髪の毛を作るのを手助けする働きが。また抜け毛の原因と言われている5αリダクターゼの働きを抑える効果もあるため、抜け毛が気になる方にもおススメです。亜鉛はもともと日本人に不足しがちな栄養素なので、積極的に摂取たいもの。牡蠣をはじめとする貝類やうなぎ、レバー、チーズ、アーモンド、大豆•大豆製品などに多く含まれます。
髪といえば、わかめなど海藻と連想する人が多いのでは?それは正解です。海藻が健康的な髪を作るといわれている理由は、海藻には血行を良くすることや、髪の毛の主成分であるたんぱく質の代謝に関わるヨードが豊富であることがあげられます。昆布、わかめ、めかぶ、もずく、のり、ひじきなどミネラル豊富な海藻を毎日こまめに食べましょう。
これからの季節、特に気になるのが乾燥によるダメージ。しっかりバランスよく栄養補給をして内側から健康的な美しい髪を手に入れましょう。
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