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11月の過ごし方が重要!年末の出費増に備える“あと3万円”を捻出する方法

丸山晴美

調理師資格を持っている食費節約が得意なFPです。

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに、家計管理のコツや食費節約の方法を教えていただきます。お金がなかなか貯まらない…とお悩みの方も、このレッスンで丸山流節約術を学んで、貯め上手・遣い上手になりましょう!

街が徐々に年末モードになるころですね。12月は一年の中で、最もお金が動く時期といわれています。お歳暮やクリスマス、忘年会や年賀状に帰省費用…。頭が痛くなりますね。そんな何かと物入りな12月を迎えるにあたって、11月の過ごし方がとても大切になってきます。今回は、年末の出費増に備える「あと3万円」を捻出する方法をご紹介します。

その1 出費を見直す

まずは、全体の出費を口座引き落としやクレジットカードの履歴などから書き出してみましょう。その中で、解約できそうなものや安くできそうなものはないでしょうか。

例えば、定期購入のサプリ代やジムや習い事の月会費。細かいところでいえば、スマホの有料アプリや動画などの定額サービス、クレジットカードの年会費などです。これらたとえ少額であっても、お金には変わりません。積もれば大きい出費ですので、解約ができるなら早めに解約をしましょう。余裕があれば、通信費や保険料、電力小売り事業者の見直しやプラン変更をすれば、来年以降の出費も抑えることができます。

その2 習慣化している買い物を見直す

例えば、出社前や昼食後、帰宅時のコンビニ、買い物ついでのドラッグストアや100円ショップなど、生活の中に組み込まれている習慣化された買い物の中にも無駄は潜んでいます。1回あたりの買い物が500円前後であっても、回数が重なれば大きな出費となります。1回500円、1日2回で1000円、20日で2万円です。

また、週末にレジャー代わりのお買い物も11月は我慢しましょう。買い物や外食を抑えるだけでも出費を減らすことができます。週末に食料品をまとめ買いしている場合は、ネットスーパーを利用してみてはいかがでしょうか。ネットスーパーなら買い物へ行かなくても、自宅まで配送してくれるので、広いスーパーを歩きまわる必要も、ジュースやお菓子、ゲームやガチャガチャをねだられることもありません。しかも、買い物帰りの外食コースも回避できます。レジャー代わりの買い物を1回やめるだけでも約1万円は浮く計算になり、3回行かなければ約3万円です。

その3 お宝探しをする

12月は大掃除のシーズンですが、リサイクルショップや粗大ごみの処分も混みあってきます。11月にプレ大掃除をすることで、不用品の処分がスムーズになります。リサイクルショップやフリマアプリなどを利用して、早めに不用品を売ってお金にするのもいいですね。

また、大掃除をしながら置き忘れていた金券や現金が見つかるかもしれません。

削れそうなところは削り、無駄に気付いて無駄な買い物をやめる。そして、換金できるものはできるだけ換金することで、3万円以上の捻出も可能です。

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

執筆者情報

丸山晴美

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。

資格

節約アドバイザー、FP、ファイナンシャルプランナー(AFP)FP技能士2級、消費生活アドバイザー、調理師、宅建士(登録)

webサイト・SNS情報

公式HP:らくらく節約生活 https://www.maruyama-harumi.com/
ゆとりうむプロジェクト理事https://yutorium.jp/

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