【いざという時のために】食べながら備える「食品のローリングストック」のコツ

【いざという時のために】食べながら備える「食品のローリングストック」のコツ

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「食費節約レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。今回は、食べながら備える「食品のローリングストック」のコツについて教えていただきました。

新型コロナウイルスの影響で、買い物の頻度を減らしたり、備蓄を増やしたり、手に入りにくくなった食材の代用を考えたりと、知恵と工夫が求められる場面が増えてきています。

食材備蓄のコツ

食材の備蓄のコツは、賞味期限が比較的長い乾麺や缶詰、乾物を中心にストックしておきつつ、普段の献立に組み入れながら、使った分を補充するといったローリングストックで一定の在庫数を保つことです。主食の米は、切らしてしまうと困ってしまう食材の筆頭ですので、家族の人数と消費ペースを考えて、プラス10~30キロのストックを持つようにしましょう。家族の人数が多い場合は、年間購入契約を結んでおくのも一案です。

食材を日持ちをさせるためには、冷凍保存を中心にストックを増やしていきましょう。肉は小分けもしくは味付け冷凍をして、キノコ類やブロッコリーは小房に分けてから、いんげんはキッチンシートの上で凍らせてから、傷みやすいショウガは1片ずつに切り分けて、買い忘れがちなニンニクは皮をむかずにばらしてから、ジップ式の袋に入れて冷凍してストックを増やしておきましょう。冷凍室のスペースは限られているので、一度冷凍室を整理整頓をして、冷凍をした日が遅いもの、使い切りたいものが手前になるようにレイアウトを変えると、味が落ちる前に無駄なく使い切ることができます。

冷凍をしなくても比較的日持ちがする野菜のにんじん、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、長ネギを固定でストックしておくと、非常時や外出自粛要請などで買い物へ行く回数が減ったとしても、これらの野菜、冷凍食材、乾物、缶詰といった食材とプラスして料理を作ってやりくりをすることができるでしょう。

代用を考える

小麦粉のように手に入りにくくなった食材がある場合は、代用できるものを考えましょう。から揚げは、小麦粉でも片栗粉どちらでも作ることができます。天ぷらは米粉で代用できますし、思い切ってフライにしてもいいでしょう。

他にも、いろいろな代用ができます。
・トマト缶⇒見切り品の完熟トマトを冷凍しておく
・パスタ麺⇒うどんや蕎麦、そうめんで、代用可能になる味付けを探す
・バター⇒サラダオイルや太白ごま油で代用できるレシピを探す


ドライイーストが手に入らず、パンが焼けずに困っているときは、パネトーネマザー粉末(製パン用)を使うという方法もあります。ドライイーストと同じように使えて、製菓材料店などで手に入ります。

適正な備蓄と点検を

食材や日用品など、ひとたびメディアなどで品不足といった情報が出てしまうと、慌てて買い溜めや買い占める人が増え、必要とする人に行き渡るまでに時間がかかる傾向にあります。また品不足になり、需要が増えて供給が減った場合、価格が高騰し、巡りめぐって食費や日用品費がかさむ原因にもなります。まずは、適切な備蓄量を家族の人数などに合わせて把握して、使ったら買い足すローリングストックを心掛けましょう

買い足す際は平常時のセールを利用したり、利用頻度が高いものは、大容量でお手頃価格の業務用でストックしておくことで、出費を抑えつつ備えることができるでしょう。

これから台風シーズンが到来しますので、非常用の食材や防災グッズも併せてチェックしておくと安心ですね。


丸山晴美さん

85f546e6f116a4af1be6658103cac5de 旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

クックパッド編集部

LINEで友だち登録をすると、毎日編集部のおすすめ記事が届きます♪

友だち追加

おすすめ記事

    「コラム」 アクセスランキング (毎日6:00更新)