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コラム

学生時代に食べたご褒美スイーツ♪夏が来ると思い出す「レモンのはちみつ漬け」【高柳明音の懐かしレシピ vol.4】

2019年10月にSKE48卒業を発表した高柳明音さん。子どもの頃から料理が好きで、「SKE48メンバーの中で一番の料理上手」と評判だった高柳さんには、忘れられない料理の記憶がたくさんあるそう。おいしくて懐かしいレシピたちを、高柳さんの思い出エピソードとともにお送りします♪

名古屋での夏の思い出

夏もいよいよ本番、今年も暑い日々が続いていますね。朝起きたら、早起きの蝉がうるさいくらいに鳴いている。夏だなぁ。名古屋の夏は暑い!! とにかく暑い。サウナのようにじわじわと、時にムッとする暑さ。でも、私は冬より夏の方が好き。

夏の思い出はたくさんあって、子どもの頃はよく友達と自転車に乗り、少し離れたところにあるプールに行っていました。泳ぐことはできるけど、正直別に好きではなかったし、学校の授業のプールは嫌いでした。でも、“遊ぶ”プールは別物で、好きだったんです。

ただ、浮き輪で浮いているだけとか、何メートルも泳ぐのは嫌だけれど、潜水して泳ぐのは好きだったり。あと、プールの独特なあの匂いも好きだったなぁ。分かる人はきっと分かると思うんですが、着替えるところの水着のあの匂い。

そして、プールの帰りに食べるアイスが何より好きだった! 疲れきった身体で家に着いて寝落ちする前に、帰り道で食べるあのアイス……最高でした。私のお気に入りはレモンのアイス。疲れた体にスーッと爽やかに染みわたっていく感じがして、とても好きだったのです。

パクパク食べられる! 甘酸っぱい「レモンのはちみつ漬け」

レモンといえば、学生の時に陸上部で暑い中、練習をしたり、試合に出たり、熱気に包まれた競技場で仲間を応援するとき、お母さんが作ったレモンのはちみつ漬けを必ず持ってくる友達がいて、それをみんなで食べていました。
 

皮ごと食べる甘酸っぱいレモンは、本当にご褒美のようにおいしかったのです。普段はレモンをまるかじりなんてできないのに、はちみつに漬けられたレモンは苦味も消えてパクパク食べられる。それが子どもながらに不思議で、さらに言えば感動的ですらありました(笑)。

それから大人になった私は夏になると、あの時プールで食べたレモンのアイスや、友達のお母さんが作ってくれたレモンのはちみつ漬けを、ふと思い出すのです。

※できれば国産のノーワックスで無農薬(低農薬)のレモンを使いましょう。 もし、手に入らない場合、皮は取り除いて使ってください。

今では、自分で作ったレモンのはちみつ漬けを、大好きなレモンのアイスに好きなだけのせて食べられるようになったことが、最高の贅沢です!
今年もこれで夏は乗りきれそう☆

高柳明音(たかやなぎ あかね)

AKB48の姉妹グループとして、名古屋・栄を中心に活動する秋元康プロデュースグループSKE48の一員。2019年10月にグループ卒業を発表した。小学生から始めた料理が趣味で、SKE48メンバーの中で一番の料理上手と評判。得意料理は麻婆豆腐、スープカレー、茶碗蒸し、炒飯、酢豚。

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